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和の心にて候
ライブレポート
2006 11/10
於:旧東京音楽学校 奏楽堂
和の心にて候 が終了しました
長い長い準備期間でした
時間をかけただけの作品に仕上がっていた、と確信しています
ご覧頂いたみなさまのご感想はいかがでしょうか
11月とは思えないほど暖かな秋晴れの日の夕暮れ
開場までにまだ1時間もあるというのに、奏楽堂の前にはすでに
お客様が並び始めています
なんと出足の早いこと
みなさんの期待の大きさがうかがえます
待ちに待った開場
あっという間に席が埋め尽くされました
幕が開くとそこには柔らかなスポットライトの中に静かに座る
KNOBさんの姿
いよいよ「和の心にて候」の始まりです
まずはKNOBさんのソロ演奏から始まり、和太鼓、口琴・ホーメイ
タブラ、シタール、民族楽器、鼓といった様々な楽器とディジュリドゥ
の響演が続きます
その演奏の間を茶事に関わりのある様々な事柄が繋いでいきます
会場の空気がほっと和んだのは、青山知架夫さんが舞う安来節の
場面。おなじみの「どじょうすくい」は、実は神に捧げる舞であるとい
う説明に温かい空気がながれました
舞台に7人のアーティスト全員が揃い、8つの楽器が共に奏でた交
響曲
これは同じものは二度と聴けないかもしれないと思うほどぴったりと
息の合った素晴らしい演奏でした
最後にKNOBさんから感謝のご挨拶があり,福の手締めで「和の心
にて候」ライブは終了しました
今回の公演は、バンブーアートの妖しい灯りがきらめく中、能の心と
茶事の優雅さ、奏楽堂という時代を感じさせる会場とが見事に融和し、
舞台と観客、会場全体が同じ空気に包まれ、一つの心になったと感
じられる瞬間がたくさんありました
能や茶事に触れたことがなくても、十分に楽しむことができた画期
的なもの
2時間という公演時間がわずか数十分に感じられるほど、見惚れ
引き込まれ、遥かな世界に心遊んだ素晴らしいライブでした
会場の一番後方席からこの舞台を見つめておられた太田新之介
さん
演出家として観ておられたのでしょうか それとも一観客として楽し
まれていたのでしょうか
幕が下りた時の柔和な優しいお顔
リハーサルのときの鬼軍曹(失礼!)のような表情とは別人のようで
した
この舞台の出来映えをご覧になって、きっともう次の企画を考えてお
られる、、、次回公演はいつになるでしょう
どんな企画が立ち上がり、どんな風にKNOBさんがそれに応えて
いくのか、実現する日が待ち遠しい限りです
終演後、楽屋口でお客様と笑顔で握手を交わすKNOBさんの姿が
とても印象的でした
充実した穏やかな表情
きっとKNOBさんにとっても今回の公演は満足のいくものだったに
違いありません
長かった準備期間、稽古の繰り返し、日々の積み重ね、、、
この公演をきっかけに、さらにディジュリドゥの演奏にも研きがかかり
今まで以上に心に沁みる音を響かせてくれることでしょう
和の心にて候 は終了しました
公演をご覧になってお帰りになるお客様が、みなさんすてきな笑顔で
足取りも軽やかに奏楽堂の門を出て行かれる
なんとうれしい光景でしょう
次回もおいでいただき、また笑顔でお帰りいただくために、明日から
新しい一歩が始まります。
(レポート文責 かみね)
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