書 

 

書くことが好きだ 

墨をすり 墨の匂い 紙の匂いのする中で 手を合わせ 心を落ち着かせる

そして 僕の中に生まれたものを 筆を通して 紙に描く

 

僕が 書くのは 楽しいからだ

古典や 基本を勉強してきて、 もちろん 今でも 臨書をしているが

僕は 書にルールはいらないと思っている

よく思うんだ アボリジニの人々の文化に触れるようになって、いったい 文字ってなんだろうって、、、

アボリジニは 文字を持たなかった。 歴史や宗教的なことは 絵や音楽 踊り歌などで

先人からずっと受け継いで来た

アボリジニの人たちが文字を持っていたら いったい何を描いたんだろう?

 

文字の最初は 絵だった

絵がだんだん 文字になっていった

形になればなるほど ルールが出来る

書き順 バランス はね方 角度、、、、

本来、 絵を書く 目的は 想いや心を残すことだったんだと思うんだ

僕は そこを目指したい

形の 常識の もっともっともっと向こうに行きたい

 

楽しめる心 ワクワクする気持ちを 書にしたい

僕は その時その時の全力の生きざまを描きたいんだ

 

 


 
 

第33回 書藝新潮社書作展

                                  2005年4月12日〜17日  東京銀座画廊

 

酉年の今年が良き年になるように、神鳥、鳳を書きました。

墨ではなく、アボリジニの人々が絵を書く時に使う、オーカという岩絵の具を使いました。

書く前にディジュリドゥを吹き、思いをこめて書いた鳳です。

 

 

 

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2005年第27回國際書画展

 

 


 

 

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