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天河大辨財天
やっと行けた。 やっと やっと、、、、 僕が10年来 ずっと思い 願い続けたこと。 いつか 必ず 天河神社に行って 神様に 自分の心が音となったものを聞いてもらいたい。
空海さんの時代 もっともっと古い時代から 脈々と流れている 清なる 聖なる 星なる バイブレーションを全身で全霊で感じたかった。
東京を午後6時に出て 運転する車の中で いろいろなことが渦巻いてた。 ほっぺたも何度かつねった。
確実に近付いている距離と共に 長い間 持っていたイメージ 期待感は どんどん膨らんでいくと 思っていたら その逆だった。
どんどんリラックスしていた。 自分の身に起こること ひとつひとつを 冷静に見られる 心臓も止まっているんじゃないかってくらい静かで 呼吸は深くなった。 9時間弱の運転も 苦痛どころか 眠っているような気持ちよささえあった。
そして 午前3時前 天河神社のある山を 車は登っていた。 真っ暗で 何か人間の時間ではなく 超自然的なものがうごめくような気配があって こんな時間に着いてしまったことを 心の中で謝った。 思わず 攻めてしまいそうな 魅力的なカーブが続き まるでワープしていくような 時間や時空をこえていきそうな トンネルをくぐり 到着した。
天の川ぞいに そびえ立つ森。 思わず手を合わせてしまった。 しばらく仮眠をとって 朝 神社に行くことにした。
目が覚めて 自分がいったいどこにいるのか わからなかった。
外に出て 川で顔を洗い あらためて 天河に着いたことを実感する。
そして 今回 一緒に奉納演奏する岡山くんと 撮影に来てくれた 斉藤くんと 歩いて 神社に向かった。
清清しい空気を深く吸い ゆっくりゆっくり息を吐いた。
神社の手前にさしかかると なんとそこには蛇がいた。 まるで僕達を迎えてくれるように、、、岡山くんと大喜びした。 なにか 意味を感じたんだ。 渦巻くエネルギーが少しずつ回転しはじめた。
そして 着いた。 天河大辨財天
鳥居をくぐり 龍の吐く勢いのある水で 心身を浄めて 本殿への階段を一歩一歩登った。 木は瑞々しく 天へと伸びている。 石たちも ひとつひとつが生きているような活力を感じる。
そして 本殿に入った。
どーんとある 聖なる空間 五十鈴の鐘を鳴らすと 深い音が心に響いた。 その瞬間 足の裏から 手先から 頭のてっぺんから びりびりしたものを感じた。 一本身体の中に筋が通ったような でもリラックスした感覚。 心地よかった。 そして 僕は祈った。 世界と宇宙の平和 そして 一瞬一瞬を正しき方向へ導いて くださるように、、、そして この今をありがとうございます。 とお礼を言った。 とてもとても すっきりした。 清清しかった。
神殿と向かい合うように在る舞台。 この檜の舞台に何時間後には 僕は立つんだと 思ったら ワクワク ワクワクした。 何も心配はなかった。 必ず瞬間瞬間を導いてくれるんだって 信じられた。 自分を信じられた。 そして 今回 一緒に演奏する 岡山くん ヨシダさんに深い縁を感じた。 生きているって本当におもしろい。
いったい何が これから 僕に起こるんだろう? 楽しみになった。
第一部 終戦の次の日 平和へと動き出した 8月16日 KNOB
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