八月が終って、九月になった。

二年前の今日、僕は念願だった師範になった。

その電話をもらった日、そして突然の別れがあった日。

共に暮らしていたララ(僕はタラちゃんって呼んでたんだ)が地球での短い旅を終えた日。

運転する僕の上でおしっこしたりうんこしたり、自然が大好きでいたずらが大好きで

食いしんぼうで、とにかくかわいかった。

寝るときにはマフラーみたいにいつも僕の首の上でね。

子犬だと思ってたら、いつのまにか大人になって出産の時になってね。

小さなその体の中に新しい命を宿した。

小さすぎて自然分娩が出来ず、帝王切開になった。

新たな命を守るため頑張って、頑張って、気力のすべてを使い、その体から、

最初のミルクをあげて、そして静かに旅立って行った。

短い命だったけど、その時間の中で学べるすべてを学んだんだね。

きっと、そしてどっか離れた場所で僕らを導いてくれているんだ。

僕は僕を全力でやっていくよ。

きっと今、タラは幸せに過ごしているんだろうね。

でもさ、今日だけは君が大好きだったすいか一緒に食べよう!

種はとってあげるからね。

そして明日からまた、互いの人生を楽しんでいこうね。

大丈夫!

いつでもみんな繋がっているんだ。

 

          KNOB

 


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