江戸時代ってすごいよ

 

江戸時代、寺子屋で子供達に教えられていたのは、禮を尽す人でありなさい、ということだったらしい。

禮とは豊かさを示すと書く。

物質的なことではなくて、心の中に豊かさがあるからこそ、人に心底優しくできたり、思いやり、許すことができる。

だから、今ある中に感動を豊かさを見付けて、笑って、心を育てていこう。そういうことだったんじゃないかと思う。

今、葛飾北斉の世界観を音で描く観音 (もう完成間近) を作っているのもあって250年続いた江戸の時代、人々に

思いをはせていたんだけど、火事や災害が沢山起こっていたのに明るく未来を信じて助け合うことを大切にした江戸の人々。

もったいないの精神で着物も着れなくなると雑巾にして使い、石油製品じゃないから、最後は地球に還る、完全リサイクル社会。

エコとかロハスな文化が過去にあった。

冠婚葬祭、七五三やら、人の幸せ、悲しみを自分のことのように感じ共に祝い、笑い、泣く。素敵だなって思う。

今の日本は?

海外から来る人が成田に着いて、東京に近付きこの汚く、文化も感じない、でも何するにも高い都会に来てがっかりするんじゃ

ないかな。

僕が外国人だったら、東京には来ないだろうな。旅して帰った時、普段の中に取り入れたい精神や文化はないな。

少ないけどまだ文化や精神性が残る場所。そういう所は聖地だと思う。大切にしていかなきゃって思うんだ。

ついこの前、初めてバリ島に行ってきたんだけど、強烈な体験だった。

寺院が沢山あるんだけど、自分の家に寺院を持ってる人が多いんだ。だから寺院だらけ。

宗教もなにもかも、簡素化して、てっとり早くできるもの。スピード社会を気持悪く感じた。

バリから学ぶものは多かった。それはまた別の機会に書きます。

星野道夫さんが聞いた話で彼の本の中に書いてあったんだけど、土地に詳しい先住民の人に道案内をお願いしていたら、

ある場所から動かなくなってしまった。

お金をもっと出すからと言っても、まったく動こうとしない。

理由を聞くと、我々は急いで歩きすぎた。急ぎすぎたために私は魂を置いてきてしまった。だから魂が追い付くのを待っているんだ、、、

ロマンチックな話じゃなくとても切実な話だと思う。

早くたどりつく、安く手に入れる。便利な社会、、、国が変われば、一枚のお札が持つ価値が変わる。

現代社会の時間やお金の価値なんかにしばられたくはない。

人と人との付き合い。

禮を尽せる人でありたい。



                   KNOB

 


TOP       言霊にもどる