| ニュースレターには少し書かせていただきましたが、若いころ多大に影響を受けたマイケル
ジャクソンさんが亡くなられました。悲報が入った26日は伊勢へと移動する日でした。信じら
れないような想いの中、大好きだったジャクソンズ時代のCDを聴きながら車を走らせていま
した。懐かしい魂がこもった歌声に10代の頃の記憶が蘇りました。スリラーを見て衝撃を受
けて、踊りがしたいと見よう見真似で始めて、事務所に入り本格的にレッスンをし、マイケル
のビデオを擦り切れるまで見て、体に叩きこみました。レッスンをするときには、いつも決まっ
たマイケルの曲、コンサートの時にもジャクソンズメドレーなどで踊っていました。そして、以前、
ここにも書いたことがありますが、青山劇場で最初に行われた少年隊さんのミュージカルの振
付師として来日されたのが、何度も何度も繰り返し見ては憧れていたスリラーやビートイットの
振り付けをされたマイケルピータースさんでした。
少年隊さんの後ろで踊るひとりであった僕に、ピータースさんは社長のジャニー喜多川さんに
彼の踊りには心がある。マイケルにもそれがあるんだよと伝えてくださった、、、それを聞いた
時、16歳の僕は本当に嬉しかった。右も左もわからない時に、ただひたすらにしていたことが
言葉を超えて、心が伝わったということ、、、これは今、僕が行わせていただいているディジュ
リドゥの世界で最も大切にしなければいけないことでもあり、心、、、それがすべての本質なん
だと感じています。今でも忘れられない大切な大切な想い出です。
その翌年の1987年に初来日したマイケルのステージを後楽園球場の前から3列目という場
所で生で体感した時、踊り、歌の技術の高さ、完璧とも言えるエンターテイメント、そして、その
当時、誘拐され殺害されてしまった日本の子供に悲しみ、想いを捧げ祈る姿に、6歳からステ
ージに立ち続けてきた人間の心に触れられたような気がしました。ひとつひとつの動き、音を
心を大切にパフォーマンスするその姿に、心から感動したのを覚えています、、、
そして、、、僕がご縁をいただいて、地球交響曲の上映会で演奏させていただいていた場所、、、
そこは踊りが好きで好きでしかたなかった16、7歳、、のころ夏になると一ヶ月間毎日通った
青山劇場の並びにあるウィメンズプラザでした。80回近くウィメンズプラザに通いましたが、
その度に、踊りが好きだったあの時の想いとディジュリドゥを吹かせていただいている今がまっ
たく一緒の同じ気持ちだなって、、、なんだか不思議な、嬉しいような想いで歩いていたのを思
い出しました。
ディジュリドゥの音を初めてオーストラリアで聴いた時の衝撃はマイケルの踊りを見た時の衝撃
に限りなく近いものでした。マイケルジャクソンという人は僕にとって本当に特別な人でした、、、
今朝、東京に戻りましたが、TVや新聞もまったく見ていなかったので本当にマイケルは亡くなら
れたのだろうか?実感が持てずにいました、、、
この時期に伊勢で仕事というのも、なんだか感慨深く、普段感謝しかお伝えしない伊勢神宮で
27日早朝、命がけでサンダンスを行い祈っている友・Hiroさんの無事とマイケルジャクソンさ
んが安らかな魂の旅を続けられるように心から祈りました。内宮の禊ぎを行う五十鈴川の先に
好きなお社があってそこに伺った時に、夏の太陽の季節に向かっていのちいっぱいに蛹から
殻を破り、まだ透明な白い羽根を携えて新たな旅立ちを迎えた蝉の姿がそこにありました。こ
の蝉を目にした時に心にマイケルがいっぱいに映りました、、、僕はまったく興味はありません
でしたが、彼の人生の後半はスキャンダルが先行し、以前に感じた心を音に感じられず、淋し
いような気がしていました。肌の色に人種というもの、外見、イメージ的なもの、、肉体の衰え、、、
肉体の死を迎えたマイケルはそういう表面的なことから開放され、本当に自由自在に歌い踊
り、心を表していたあのころのマイケルの本質に戻って地球を宇宙を子供のようにはしゃぎな
がら飛び回っているのでは?と感じてなりませんでした。マイケルが亡くなったことは、あまりに
突然で本当に驚き、ショックでした、、、ですが、スキャンダルなイメージのマイケルしか知らな
い方々がマイケルがその心、想いを音にこめた過去の歌声に触れ、また現代にその心が響く
ということは、素敵なことに思えます。
何が幸せで何が真実で何が人間を心から笑顔にするのか、、、様々なメッセージをその生涯
を持ってマイケルジャクソンという人間が今を生きる地球人に伝えてくれたような気がしていま
す。
8月15日、想い出深い青山の地での演奏が僕にとってまた違う深い意味を持つようになりま
した、、、マイケルジャクソンから学んだことを生かしていきたい。心からありがとうと伝えたい。
マイケルの魂が清らかで平和で平安でありますように、、、死は決して終わりじゃない、、、
また新たな始まりである、、、と信じます。
2009年前半を終える夏越の祓いの日に、、、合掌。KNOB拝
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