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日々の感動

このページはKNOBが感動したことを携帯で撮影した写真付きで載せています

 

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[写真をクリックすると大きい画像がご覧いただけます]

 土の精の響き
 朝日に、、、UFOの中で
 眩しい夜空
 夢への一歩
 無孔庵
 地球交響曲〜ガイヤシンフォニー
 風炉釜
 交信はヤモリくん
 終戦の日にむけて
 十字の漆黒
 再会
 鎌倉鶴岡八幡宮御奉納〜応神天皇一千七百年式年祭の御年に〜
 朝のはじまり
 黙祷
 足の運び、、、能とディジュリドゥ
 古墳とは、、、
 奥の細道
 待ち合わせ
 金蛇水神社
 中村氏
 西東京にて
 勾玉〜magatama〜
 この世とあの世、、、
 伊豆修善寺あさば
 植物の力
 膝の上にて、、、
 ジャボリジニ
 非日常と日常と
 『地球交響曲第7番』
 青と白
 観音
 天と地にあるもの、、、それを繋ぐもの
 6月12日の新月は、、、
 能に繋がる世界
 七夕の日に
 浄土の地
 奥州・平泉、、、中尊寺
 メロウなバイブレーション
 多様な姿、、、美しさ
 浅草にて
 石之笛
 龍、、、
 小さな変化
 能楽師・関根祥人さん
 あたたかなJAZZ
 むすひの音ひらき
 夏至の日に
 繋がる世界〜密音〜
 密音
 明日香へ、、、神仏
 祈りのむすひ〜天河にて〜
 新たに
 新月、、、天河
 三柱鳥居の蓋置
 江島神社御奉納
 初めての花
 仲良し家族
 lucky dog
 スタート
 Energy
 江島神社
 鶴岡八幡宮〜ぼんぼり祭にて〜
 北斎生誕250年、、、西新井大師にて
 北鎌倉の空気
 おいのり
 青春のラビリンス
 天河大辨財天
 大蛇のお宮
 
 再生、、、繁栄
 自然な力
 何かが眠る地、飛騨高山
 地球交響曲第七番
 端午の節句



 

          2010年8月30日

土の精の響き

    

 

先日29日、MOA美術館の水晶殿にて、太田新之介さんからいただいたものがありました。

新之介さんが作ってくださった陶器の笛でした。新之介さんは建築家ですが、ご自宅の茶室で150

回以上の茶事を行ってこられました。茶事のために茶碗を作り、水指を作り、茶杓を削られてきま

した。土を火を木を知る新之介さんが作って下さった陶器之笛は丹波の土で作られ、富士川の窯

で7日間、炎に抱かれ産みだされました。窯の中で立て掛けられたこの笛は、高熱の火の中で倒

れてしまったようです。しかし、倒れても割れることなく、しかも倒れ方が奇跡的で、回転するように

倒れ、そのおかげで笛の正面が見事に焼け、美しい景色が現れたそうです。また高熱の火によ

り、真っ直ぐであった形状は反り上がり、見事な天然の曲線が、、、また新之介さんは響きのことを

考慮してくださり、筒の空洞の中には、三カ所の節を作ってくださりました。

29日の早朝のまだ暗い中、新之介さんから受け取り、ご来光の奉納演奏の最初に、新たな光の

中、東西南北、四方をこの陶器之笛の音で拝しました。修験者が吹くホラガイのポォーという音が

トルネードするようにこの笛から生まれました。アボリジニの人々の間でも、このポォーという響き

は、精霊を呼ぶ音とされ、古代ハワイ人は竹の筒でこの音を出しクジラとコンタクトを取っていたと

聞きました。僕の響きの世界に木(ディジュリドゥ)、石(石笛)と新たに土の響きが加わりました。

またこの土の世界には火の世界が刻まれています。茶事の中、濃茶をいただく前に袱紗(ふくさ)

で四方捌き(さばき)を行い四方を清めるのですが、ディジュリドゥが天と地を繋げる役割の響きで

あるならば、天地を結ぶ前に、土と火のエネルギーから生まれたこの笛の音霊は大地の四方を拝

し、清めていくような働きの響きとなっていくでしょう。

熱海の瑞雲郷と呼ばれる地で朝日と共に授かった笛です。瑞雲来光(ずいうんらいこう)と銘を付

けさせていただきました。この響きは、今後、僕が音を紡ぐ上で欠かせない響きとなっていくことで

しょう。いずれ、茶会、茶事の中にも取り入れていきたい響きです。

その茶会、茶事を行う場所は自宅の茶室〈無孔庵〉です。すでに設計依頼を新之介さんにお願いし

てあります。必要なタイミングに、必要な場所で、この茶室は誕生します。この瑞雲来光が新たな

世界を開いてくれています。新之介さん。本当にありがとうございます。

                                                                                                   合掌。KNOB拝

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          2010年8月29日

朝日に、、、UFOの中で

    

 

昨日はお世話になっている建築家の太田新之介さんからお誘いをいただき熱海のMOA美術館に

早朝から伺っていました。MOA美術館の能楽堂では、2007年と2009年に新之介さん演出で

「和の心にて候」コンサートを行わせていただいています。師・小野田雪堂先生が亡くなる前に最後

に一緒に訪れた想い出の場所でもあります。

昨日は、昭和29年に建てられた-水晶殿-に初めて伺わせていただきました。この水晶殿がこれ

から太田新之介さんにより改築作業に入ります。その前にこの水晶殿から朝日のご来光を拝しま

しょうとお誘いをいただきました。水晶殿は若き新之介さんに多大な影響を与えた建築です。

新之介さんは最新の著書「水晶殿」の中で建築というものについてこんなふうに書かれています。

          〜建築はただの物体ではない。その建築の裡なる声を聴くことができれば、その建築はに

     わかに真なる相(すがた)を現し、建築の本意とするところを伝え示すだろう。明日を生き

     ようとする者のために〜(太田新之介著-水晶殿-その煌めく建築からの啓示より)

早朝4時30分、太陽に向かって地球が回転し、少しずつ、見渡す海の向こうが朝色に染まり始

め、朝日が地球始まって以来最も新しい今日の光で包んでくださり、僕はその中で、朝日に水晶殿

にこの地に、音を奉納させていただきました。何か水晶殿には独特の響きがあり、今にも飛び立ち

そうな不思議な場所でした。まるでUFOの中で音を紡いでいるようでした。

その後、新之介さんにご案内いただき、美術館と水晶殿を繋ぐトンネルに、、、宇宙のタイムトンネ

ルのような不思議なトンネル。このトンネルは新之介さんにより改修されたものでした。そのトンネ

ルの中でも音を紡がせていただきましたが、自分の前と後に伸びる空間があり、音が後にものび

ていくようで、、、巨大なディジュリドゥの中でディジュリドゥを吹いているようなとても面白い響きでし

た。

水晶殿で朝日を拝し、地球交響曲第六番の中で吹かせていただいた伊豆大島を拝しながら、刻一

刻移り行く景色、今に音を紡いでいて、とても謙虚な気持ちになりました。僕は謹んで僕の役目を

全うさせていただきたいと強く願いました。

またこの日、新之介さんからあるものをいただきました。奇跡的な状況をくぐり抜け、誕生したもの

です。それについてははまたあらためて、書かせていただきます。新之介さん、佐々木さん、MOA

の関係のみなさま。本当にありがとうございました。また新たなエネルギーが注入されたような気が

します。この今をありがとうございます。                         KNOB拝

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          2010年8月26日

眩しい夜空

 

みなさま。心より残暑お見舞い申し上げます。残暑という言葉があてはまらないような、7月8月初

旬より暑いと感じる毎日です。くれぐれも熱中症などには気をつけてくださいね。ご自愛を祈りま

す。

昨晩のお月様は真ん丸で、眩しいくらいに美しく、何か心願を成就してくださるようなエネルギーを

放っていました。昨晩の天空の「月宮殿」では白衣、黒衣を纏った天人が舞っていたことでしょう。

こんな月を見た時には、〜あぁあの人もこの月を見ているかなぁ〜なんて思います。

人が人と繋がるのが、携帯電話やパソコンが中心となっていますが、ただこの空に、想いを馳せ

る、想いを放つというのもいいのではと感じます。想いはどこまでも果てしなく、、、

                                                                                                           KNOB拝

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          2010年8月23日

夢への一歩

  

 

昨日、無事に第二回目となる無孔庵を行うことが出来ました。いらしてくださったみなさまに、心より

感謝致します。ありがとうございました。

お茶会ではなく、ディジュリドゥと石笛の響き、その間に一服のお茶とお菓子をみなさまに、というず

っと心に描いていたことを昨日、実現することが出来ました。昨日は簡単に盆略点前で行わせてい

ただきましたが、雪堂先生のお茶碗でみなさまにお茶を点てているその時間は、すべて、その方

のことを想い、心に描き、させていただき何かそれが、いらしてくださったひとりひとりの方との出会

いを濃厚に感じさせていただくことが出来たかけがえのない時間でした。またお茶を点てている時

の音も、僕の感じる響きの世界と共通するものです。みなさま、ゆっくりと雪堂美術館を響きを満喫

いただけたでしょうか。

今、雪堂美術館は夏休みで休館中。お庭の草たちは元気いっぱいでミニジャングルとなっていた

ので、会が始まる前に草を集めたり、庭掃除をしていました。みなさまをお迎えする前のこういう時

間が、また楽しい時間でありました。

いつか自宅に茶室と能舞台を設け、そこにご縁のある方々を招き、音や響きとお茶で、その方を

おもてなしし、一時を過ごす、、、これがいつか実現したい夢のひとつでありますが、昨日はその一

歩を踏み出せたような時間でした。みなさま、本当にありがとうございました。無孔庵、個人的にま

すます楽しくなってきました。またの拝眉を心より楽しみにしております。

昨晩のお月さま、美しかったですね。みなさまとの会の時間、、、余韻を堪能させていただきまし

た。感謝をこめて、、、                            KNOB拝

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          2010年8月21日

無孔庵

  

  

 

明日、22日は北鎌倉の雪堂美術館で第二回目の無孔庵を行わせていただきます。何かこの会

は、僕自身、自然体でみなさんと出会え、ホッとできる時間となるような気がしていて、明日のこと

を考えると気持ちがゆったりしてきます。

明日、お天気も良さそうなので、雪堂美術館のお庭にお客さまをご案内させていただき、鎌倉なら

ではの-やぐら-で鎌倉の地の平安と、いらしてくださる方のますますの幸福を祈り、御奉納をさせ

ていただきたいと思っています。やぐらは、山中の斜面部に多く四角形の穴をあけた洞穴で、古代

から祈りを捧げられてきた場所です。「やぐら」という名は鎌倉地方における岩窟(イワクラ)などの

訛であるとされています。このやぐらの洞の中に響くディジュリドゥの音を体感していただけたらと思

っています。

予約をいただいていた方で明日の都合がつかなくなってしまわれた方がおられますので、もし参加

を希望される方はご連絡をいただけたらと思います。明日も暑くなりそうですが、みなさまにお目に

かかれることを心より楽しみにしています。                                                 KNOB拝。

   ***

KNOBの会 「無孔庵」

2010年8月22日(日)  開場 13:00  開演 13:30

会場 雪堂美術館

参加費 予約2000円  当日2500円

出演  KNOB 

*限定15名

予約は KNOBオフィス29で受け付けています。

ライブ開催日、お名前、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)

ご希望人数を明記の上 EメールかFAXでお申し込みください。

受付完了後、当方より確認のご連絡をさせていただきます。

電話でも受け付けていますので、お申し込みの際に上記の旨を

お伝えください。

メール  tennen-kudoboku.knob-office29@ezweb.ne.jp

FAX    03-3454-0946

電話   080-5002-6298

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          2010年8月18日

地球交響曲〜ガイヤシンフォニー〜

[写真提供:龍村仁事務所]

 

先月から ドキュメンタリー映画[地球交響曲〜ガイヤシンフォニー〜]の最新作第七番が恵比寿ガ

ーデンプレイス内にある東京都写真美術館ホールでロードショー中です。

〜すべての生命が潔く健やかに生き続けるために〜がテーマになっています。

今日、明日、明後日は僕も出演させていただいた第六番も上映されます。僕は虚空の音という章

の中で、大島・三原山の噴火口で、イダキ(伝統的なディジュリドゥ)の神様と呼ばれるアボリジニの

長老のジャルーさんが作られた真っ黒なイダキの音を紡がせていただきました。

今日は、13時15分から、明日は10時30分から、明後日は16時からです。六番と七番と続けて観る

ことができる貴重な機会です。

七番の霊性の原風景では、日本の神社、神道の世界が描かれています。

龍村仁監督の言葉です。

     〜この日本神道の美とその背後にある自然観に触れることによって、私たちの魂の内奥

     に眠っている'生かされている'という体感が甦ることを願っています〜

ぜひ 観て頂きたい魂に響く作品です。                         KNOB拝

***

地球交響曲第七番上映会情報

2010年7月17日(土)〜8月28日(土)(上映期間が延長になりました)

           10:30 ・ 13:15 ・ 16:00 ・ 18:40

会場 東京都写真美術館ホール(恵比寿)

自由席各回定員入替制

月曜休映

前売り特別鑑賞券 1500円

当日券 一般1800円 シニア・学生1500円

     小中障害者手帳お持ちの方 1000円

★8月10日(火)〜8月20日(金)までは地球交響曲第一番〜第七番

 一挙上映特別プログラムになります

詳しくは龍村仁監督のサイトをご覧ください

http://gaiasymphony.com/symphony/road-show.html

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          2010年8月17日

風炉釜

  

 

終戦の日の翌日である16日は日本人が、平和へと歩み始めた新たなる出発の日であると思い

ます。そんな日に、お茶道具の風炉と釜をいただきました。箱の中には、今のようなクッション保

護材ではなく、藁(ワラ)で優しく保護されていました。包まれていた新聞の日付は昭和45年

(1970年)、、、僕が生まれた年でした。その方がお母様からいただいたものですが、40年間

使わずしまわれていたものでした。ご縁を感じてしまいました。大切に使わせていただきたいと

思います。日常の中でさらに精進して楽しみながら、僕なりのお茶の世界を築いていけたらと思

います。

今週末の無孔庵(むくうあん)は、今週は猛暑ですので、いらしてくださったみなさまに一服差し

上げたいと思います。暑い時に、暖かい抹茶は活力になります。のんびりゆっくり点てさせてい

ただきます。お茶会ではありませんので、気軽にいらしてください。夏の北鎌倉、雪堂美術館で

お会いいたしましょう。それと、22日は終戦の日から一週間。雪堂美術館の庭の祠に、少し御

奉納もさせていただこうと思います。御一緒に真の平和を祈ってくださったら嬉しいです。

                                                                                                 合掌。KNOB拝

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          2010年8月16日

交信はヤモリくん

 

昨晩のお月様は薄い雲の向こうで妖艶な姿をされていました。ドキドキするような色っぽさでした。

お月様って、きっと女性なんだろうなぁって感じるような月夜でした。

昨日、家を出て駐車場に向かう間に、雪堂先生のことが心に浮かんでいました。お盆だから、いら

しているかなと思ったのですが、、、以前に先生のことが心に浮かんだ時に現れた生き物がいるん

です。ヤモリくんです。かなり前はちょっと気持ち悪いなって思っていたのですが、、、(苦)数年前、

沖縄によく行っていた時があって、沖縄はヤモリがしょっちゅう出るんです。だんだんヤモリに慣れ

てきて、また慣れてくるとヤモリの鳴き声がなんとも可愛くてすっかり好きになってしまいました(笑)

よく見ると顔も可愛くて。そんなあるとき、僕の家の前に白い小さなヤモリくんがいました。反射的に

掴んでいました。ひんやりして、なんともいい触り心地(笑)。可愛くて可愛くて、、、しばらく家に住ん

でもらうことに。ヤモリは家の守り神とも言われています。しかし、さすがに放し飼いというのもなん

なので(苦笑)、木製の水槽のような入れ物があったので、そこに入居していただきました。が、何

を食べるのかさっぱりわからず、爬虫類を売っているお店に行って聞いてみると、、、コオロギがよ

ろしいのでは?とのことで、コオロギ10匹と帰宅し、早速、ヤモリくん宅に入れてみました。が、何

日たってもまったく食べる気配はなく、完全に同居していて、、、このままじゃ、死んでしまうなと、、

それにヤモリくんのご家族もさぞかし心配しているだろうと申し訳なく感じ、丁重に謝って、ヤモリく

んを元の場所に、コオロギさんは公園に放しました。

その話しを雪堂先生にしたら大爆笑されて、、、(笑)それからというもの、ヤモリくんを見ると雪堂

先生の笑顔を思い出します。また昨晩もそうですが、雪堂先生を思ったり、先生のお誕生日だった

り、そんな時にヤモリくんが出現するんです。自然に動物が現れたりすると神さまや仏さまの化身

であると言ったりしますが、雪堂先生の化身がヤモリくん、、、???奥様の芝雪先生には口が裂

けても言えません。(虫や爬虫類が大の苦手なので、、、)ヤモリくんは僕と雪堂先生の間での暗号

のようなものでしょうか。カニも雪堂先生を感じる想い出があるのですが、それはまた別の時に。

亡くなられ肉体を持たない魂は、ひょっこり一時だけ、動物や何かの姿をかりて、元気かい?って

話し掛けてくれるのかもしれません。                         合掌。KNOB拝

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          2010年8月14日

終戦の日にむけて

   

 

昨年、8月15日の終戦の日に、青山のウィメンズプラザで「地球交響曲第六番上映会&龍村仁監

督講演&虚空の音コンサート」を僕の事務所で企画し行わせていただきました。終戦の日にと決

めたこと、、、自分自身安易に考えてはいなかったか、確認をするために、何度も靖国神社に詣で

たり千鳥ケ淵戦没者墓苑に足を運んでいました。

僕が靖国神社に初めて詣でたのは、師・小野田雪堂先生が亡くなられた年でしたから、今から5年

前になります。靖国神社について、賛否両論があり、そんな中、初めて雪堂先生に靖国神社につ

いてうかがいました。先生は

     〜まず、君が行ってみるといいよ。そこで、君が何を感じるか、その気持ちを大切にする

     のがいいと思うよ〜

先生は戦時中、陸軍の少年兵学校におられ、沢山の仲間を戦争で亡くされていました。靖国神社

では僕はただただ祈りました。神風特攻隊で亡くなられたある方が残された手紙で、どれだけ、な

んでもない普通の生活を日常を望まれ、平和を望まれ、それでも戦わずにはいられない世の中を

状況を憂いておられたことを知りました。またある方は日本に生まれたばかりのお嬢さんがいて、

その娘さんにこう書かれていました。君が大きくなってお父さんに会いたくなったら靖国神社におい

で。お父さんはここにいて、君を見守っているから、、、世界中で戦争で亡くなられた方は何千万人

おられるかわかりません、、、人は数字では測れない、、、いつだってひとりひとり、、、

明日で日本は終戦から65年が経ちますが、世界ではまだ戦争が起きています。また国と国でなく

ても、人が人をあやめてしまう事件が後を絶ちません。今を生きる、戦争を実際の体験として知

らない僕たちは、知らなければいけないことが沢山あり、また学ばなければならないこと

だらけです。平和はひとりひとりが小さなところから築いていかなければと強く思います。こういう

ことって嫌だよね、この人って嫌だよね、、、限られた大切な時間を使うのであれば、これはいい

ね。この人いいね。そんな風に会話し、言葉を発していきたいと僕は思います。

日本は、広島、長崎に原爆が落ち、壊滅的となり、終戦となりました、、、いつか世界の終戦の日

が訪れる時には、日本のようなことは起きずに、人の意識が変わり、争うことの奪うことの愚かさに

気付き、、、そして、終戦となりますように、、、戦争で亡くなられたすべての方の御霊が安らかであ

りますように、、、                                  合掌。KNOB拝

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          2010年8月12日

十字の漆黒

 

 

今日はお願いしている羽二重紋付の紋が仕上がり、それを拝見しにお店に伺ってきました。

僕が作った無孔笛の特殊な紋なので、お店の方々が職人の方と試行錯誤してくださり、白絹から

染めるという工程で行っていただきました。

日本の黒色は漆黒、、、その色はすべてを生み出す宇宙のいのちの色であると思っています。深

い深い黒に-無-の紋の白が美しく浮かび上がっていました。縦糸と横糸と十字に織り成された羽

二重は手触りも優しく、これを纏って奏でる音は、蚕が糸を紡ぐように柔らかに優しく響いていくか

もしれません。

この羽二重を初めて纏うのは、9月の修善寺・あさば旅館の能舞台になります。漆黒の黒は闇の

ようにも思えますが、闇という文字は門の中に音があります。漆黒の門を抜けるとそこには光り輝く

世界、音があるのだと感じます。つまり闇の彼方に光がある、、、日本の漆黒にはそんな祈りにも

似たものを感じます。また無というものの僕のイメージは何もないのではなく、すべてが凝縮して満

ち満ちた状態。透明なコップに蓋があり、まったく空のものと、中には透明な水が隙間なく入り蓋が

閉められ、中にはなんにもないように見えるのとの違い、、、無とはあらゆるエネルギーが凝縮され

た状態であるのだと感じています。すべての色を足していくと透明になってしまうように、、、沢山の

想いが織り込まれた衣に袖を通すことは、儀式のようにも感じます。正装とは聖装にも通じます。

心をただし、衣を纏い、音を紡いでいきたいと思います。                                 KNOB拝

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          2010年8月11日

再会

 

 

先日は、本当に嬉しい再会がありました。僕がまだ10代の時にジャニーズ事務所で「少年忍者」と

いうグループで一緒に活動させていただいたメンバー正木慎也さん、柳沢超さん、遠藤直人さんと

20数年ぶりの再会を果たせました。昨年、ふとしたところから正木くんとご縁が繋がり、彼がこの

日を段取りしてくれました。正木くん。ありがとう。彼は今も役者さんや歌の活動もされていて、頑張

っています。昨年、逗子で行われた地球交響曲第六番の上映会とコンサートにも来てくれたり、僕

が彼の舞台に行ったりしていますが、超くんや遠ちゃんとこんな風に集まるのは、僕がまだ少年忍

者として、一緒に活動していた時以来。当時のことはいろいろな状況があり、言えることも言えない

こともありますし、本当に迷い苦しみましたが、最終的には自分自身で決断して少年忍者のメンバ

ーから外れました。僕も、他のメンバーもいろいろな想いがこの20数年あったと思いますが、、、

共に過ごした時間は、昔に一気にタイムスリップしたような時間でした。

13歳から始めた踊り、僕が事務所に入った時には、すでにこの日集まった三人はバックダンサー

として舞台に立っていました。そして、一緒に踊るように、、、憧れ夢見ていた-初めて-の様々な感

動を一緒に分かち合うことが出来たメンバーです。超くんも、自分自身の道を進んでいるし、正木く

んも超くんも恐ろしいほど変わらず若いんですよ〜そして、素敵に歳を重ねていました。

僕はなんだか30代の頃から若く見られるのが嫌で髭を生やしたり、、、今ではどうでもよくなりまし

たが、僕の恰好は作務衣だし、坊主だし、遅れてきた遠ちゃんは、お店の人がいるのかと思ったら

しいです。(笑)でも、みんなで撮った写真を見るとその通りで、、、(大笑)少年忍者のメンバーでし

たなんて言ったら、当時、応援してくださっていた方々に申し訳ありませんね、、、ごめんなさい(苦)

遠ちゃんなんて呼んでいますが、彼は表舞台から、表を支える裏舞台へと自分自身の立ち位置を

変えて10年。僕が彼と同じ釜の飯をいただき、一緒に精進し、目指していたあの頃と同じ眼差しを

していました。嬉しかったなぁ。

今の僕の活動は、演奏活動だったりするから人前に立たせていただくことが多いのだけれど、自

分が芸能人だとは思っていませんし、そんなことより、人間でありたいと思っています。遠ちゃんは

きっと今の仕事をするために、一時自分自身が舞台に立っていたんだと思わずにはいられません

でした。アーティストの気持ちもわかりながら、限られた現実の中で最大限の夢を描き作り出してい

ます。苦労も多いと思いますが、遠ちゃん、本当にいい顔していました。

みんなと話していたらあっという間に時間は過ぎていきました。気付いたら深夜2時すぎ。帰宅し、

用事があり朝6時には家を出たのですが、なんだか、昨日はすっきりし元気いっぱいでした。素晴

らしい新月の日を過ごすことができました。

今の僕-KNOB-があるのはあの頃があって、様々な経験をさせていただけたおかげであると強く思

います。特にジャニー喜多川さん、メリー喜多川さんの発想は斬新で、またジャポニズムという視

点でアイディアを出され演出をされていました。この日は来ることが出来ませんでしたが、高木くん

という同じメンバーが、夜のヒットスタジオやミュージックステーションで-カミカゼ-という曲を歌った

時に、お祭りで鳶の方が梯に乗って芸をする、梯子乗りをしたり、日本という国の伝統を取り入れ

ながらいろいろ行わせていただきました。今、僕がお茶やお能をしているのも、何かこの頃の経験

が根底にあるからかもしれません。本当に感謝の想いしかありません。この場をお借りして、感謝

いたします。本当にありがとうございました。

みんなと、もう一緒に踊ったり歌ったりということはないけれど、僕の心の中には一緒に必死に踊

り汗をかいていたこと鮮明に残っています。みんなとの大切な想い出を、僕はこれからのことに、

一音にこめていけるように、歩んでいきたいと思います。本当に嬉しい楽しい時間でした。

正木くん、超くん、遠ちゃん。ありがとう、、、感謝をこめて、、、                       中村亘利拝。

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          2010年8月9日

鎌倉鶴岡八幡宮御奉納〜応神天皇一千七百年式年祭の御年に〜

  

 

昨日、八月八日は鶴岡八幡宮にて笛の御奉納「献笛」を雲龍さんと共に行わせていただきました。

暑い中、いらしてくださったみなさま。本当にありがとうございました。またいろいろとご尽力くださっ

た神社関係各位のみなさま。大変お世話になりました。ありがとうございました。

師・小野田雪堂先生とのご縁から鎌倉の地にご縁をいただき十数年、いつか鶴岡八幡宮にて御

奉納をさせていただきたいと想い続けてきましたが、昨日その夢を叶えさせていただけました。深

い深い感謝の想いでいっぱいです。また先月、奥州平泉の地にて雲龍さん、森美紀子さんと共に

〜むすびの音ひらき〜をさせていただき、平泉と鎌倉との悲しい繋がり、当時争っていた源氏と

藤原氏、、、また頼朝と義経、、、歴史の波の中で命を燃やしまた命を散らしていった方々に想い

を馳せていました。平泉の後に、鎌倉で御奉納をさせていただくということに深い意味を感じずに

はいられませんでした。

オーストラリア先住民アボリジニの人々のディジュリドゥという木の響きの元々の役割は様々な、対

する物事をひとつにむすぶことであると伝えられています。昨日、御神殿にて正式参拝をさせてい

ただき、力強いどっしりとした何かが心に刻まれました。それが何か、はっきりとわからないのです

が、ぶっとい大木のようなエネルギーでした。本宮から演奏を行う神楽殿へと降りていく階段の一

歩一歩が何か、心臓の鼓動のように感じました。階段の右には、今年倒れた800年を越える長い

長い歴史を見つめてきた大銀杏、、、今や再生の希望の象徴ともなっている御神木です。この地

に刻まれた歴史、様々な先人たちの想い、、、そして、今を生きるいのち、、、すべてが結ばれ平

安でありますようにと祈りながら舞台に立たせていただきました。天河の五十鈴の音で清らかな世

界を願いながら場を紡ぎ、雲龍さんの笛と共に天然空洞木(ディジュリドゥ)、勾玉之石笛、白濱神

社の前の海で授かった大きな勾玉之石笛、太鼓の音を紡ぎ、先月、平泉の中尊寺で購入していた

二つの音色の違う南部鉄の鈴の音を奏しました。小さな小さな響きですが、風に乗り、どこまでもど

こまでも、、、そう願いました。奥州藤原氏と源氏が天で手を取り合うのを心に浮かべながら、、、

真に平和を願い祈る時間でした。うまく言えないのですが、演奏をしたというのとは違う特別な時間

でありました、、、

また雲龍さんは幼少の頃から、義経を感じながら笛を紡いでこられた方です。義経の妻、静御前

が舞われた場所で、雲龍さんが吹かれた笛の音、、、静御前さんも兄頼朝さんも耳を心を傾けて

いてくれたことでしょう。義経さんが鎌倉に戻られた、、、僕にはそう感じられました。

御奉納の最後、階段の上の本宮を見ていました。八幡宮と書かれたその文字、、、八は鳩が外を

向いて描かれているのですが、一瞬ですが、鳩がお互いに見つめ合ったのが見えました。目の錯

覚かもしれませんが、なんだかとてもとてもあたたかなものが心に流れてきました、、、僕は本当に

本当に平和を願います。

先日6日は広島に今日9日は長崎に原子爆弾が投下された日です、、、先日、靖国神社、千鳥ケ

淵の戦没者慰霊塔で手を合わせていました。自然な死ではない、争いによる死がこの地球からな

くなるのはいつの日になるのでしょうか。もし、ディジュリドゥ(木)や石笛(石)、音や響きが持つ力

が平和、安らぎへと繋がる道のひとつとなれるのであれば、神さま、仏さま、、僕は自分のいのちを

削ってでも、そのために働かせていただきたい、、、本当にそう思います。また出会う方々の願い

が夢が小さくてもいいから叶って、ひとりひとりが、幸せを感じながら生きていけますように、そうや

ってひとりひとり、一歩一歩、平和の世を築いていけたらと、音と共に願い祈ります。

御奉納をさせていただく度に様々なことを学ばせていただいています。僕は本当にちっぽけな存在

ですが、その小さなお役目を全うすることができますように、、、僕はこのいのちをせいいっぱい生

かせていただきたいと思います。

鶴岡八幡宮での時間、、、決して忘れません。この今をありがとうございます。

                                                 KNOB拝

※昨日の御奉納の写真をフォトグラフにアップしています。

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          2010年8月8日

朝のはじまり

 

おはようございます。

今は、4時45分、本当に美しい朝焼けでした。素晴らしい朝の出会いでした。

今日は鎌倉の鶴岡八幡宮での御奉納です。この朝焼けが、今日の響きへと導いてくださるような

気がします。みなさま。どうぞ、良い一日を。

                                                                                                              KNOB拝

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          2010年8月6日

黙祷
                                                      KNOB拝

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          2010年8月5日

足の運び、、、能とディジュリドゥ

  

 

昨日は能のお稽古に伺っていました。

仕舞いを行う時に一歩一歩、足を運んでいきます。足の裏を舞台に擦るように歩くのですが、一歩

の最後に足の先を上げて踏むように足を運びます。何故このように歩くのか、、、能は唐から渡来

した散楽(さんがく)が元になっていて、最初は752年に奈良の東大寺の大仏開眼供養で奉納され

たようです。その当時の散楽はおもしろ可笑しい滑稽な芸だったそうで、そこから、だんだんと日本

の文化、精神と混ざり合い散楽(さんがく)は猿楽(さるがく)となり、神社やお寺で大地の豊饒、豊

作を願い祈念するようなものとなり、現在まで繋がる御神事の能の「翁」の根源的な歌舞が行われ

るように、、、そして、鎌倉から室町時代にかけて、観阿弥、世阿弥、、によって、日本の気候風土

にあった歌舞音曲の芝居演劇の能へと姿を変え進化していきます。そして、能独特の足の運び

は、大地の豊饒を祈り、大地を耕すように、同時に悪霊や負のエネルギーが地上に現れないよう

に踏んでいるのです。

仕舞いは以前、行っていた踊りとはまったく体の使い方が違うし、呼吸も違います。また止まってい

る時にも、そこに何もなくただ立っているというのではなく、例えば、上から右からは、プラスのエネ

ルギーが押し寄せ、下から左からはマイナスのエネルギーが押し寄せ、そこでプラスとマイナスが

ゼロになり、とどまっているという感じなのかもしれません。あふれるエネルギーが満ちた状態、、、

能という静寂の中にある世界は、ビッグバンを起こすような時空を超えるような力が潜んでいます。

またそれは人間本来が持つ霊性に直接繋がるような、この地球上で稀な演劇であると思います。

そして、そんな精神性こそが、ディジュリドゥや石笛の世界と僕の中で響き合っているのです。

『今までに、KNOBさんのようなディジュリドゥ奏者はいなかった』とよく言われるのですが、仕方あり

ません。僕は僕でしかないのですから、、、僕がいくら違う奏者のようになりたいと思ってもなれない

ですし、みんなそれぞれです。アボリジニの人々の音を追求し続ける奏者がいて、またデジタルな

世界を駆使して、表現する奏者、、、それぞれの役割があり、音があり、だから面白いのだと思い

ます。またそういう沢山のディジュリドゥを愛する奏者たちが同じ日本にいてくれるからこそ、僕は

僕の道を歩んでいけるのだと思います。

僕は、能、茶の湯の世界を通じ、より真の日本人を目指したい。そして、あの空洞の木の響きと

融合して、真の地球人となりたいと思います。果てない未来へと、一歩一歩足を運んで、、、

                                                 KNOB拝

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          2010年8月4日

古墳とは、、、

  

 

昨日は用があり、房総半島に行っていました。何故か朝から古墳のことが頭から離れずにいまし

た、、、

木更津の先の富津という地に初めて伺っていたのですが、、、なんとこの地に東日本でも最大級の

前方後円墳がありました。まったく知りませんでした。稲荷山古墳という6世紀に造られたものでし

た。本当に思いもよらない出会いだったので、驚きましたが、勾玉之石笛の音を御奉納させていた

だき、この地の平安を祈りました。

奈良に4世紀頃に突如現れた前方後円墳。未だ解明されない謎に満ちたものですが、この前方後

円墳の形が古代イスラエルの三種の神器であるマナの壷の形であるとの仮説があって、またさら

に謎は深まります。日本という国は本当に神秘に満ちていますね。

よい庭石は地上に少しだけ姿を現していて、あとはほとんど地中に、、、なんでもかんでもわかって

しまうより、わからないことがあるほうが、人間はより生きることができるのかしれません。また明ら

かにしないということは、それを今は明らかにできない理由があるのだと思います。いつかすべて

の状況が調った時に、未来の人類にとって、より平和になるために必要な情報がもたらされること

でしょう。

帰りに東京アクアラインを通り、はじめて海ホタルというところに寄りました。海の上にあるサービス

エリアというのも不思議な感覚で、大型船に乗っているような感覚でした。しかし360度見渡せば

海というのはいいですね。いつかゆっくり水平線を眺めながら船の旅をしてみたいと思います。そう

いうことを考えても古代の先人たちは本当に高度な航海術を用いて、行き来していたんですね。

すべてを見続けてきた海、空、太陽、、、は今の現代の人間をどう思っているのでしょうか。正しき

方向へと人類を導いてくれている、、、そう僕は信じます。                                   KNOB拝

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          2010年8月2日

奥の細道

   

 

ちょうど、一ヶ月前、初めて平泉に伺っていました。あれから、平泉や奥州藤原氏に関する書籍を

何冊か読み、あらためて平泉という地に刻まれた歴史の深さに心が揺さぶられています。想像を

絶するような様々な経験をし、初代清衡がこの地を真に、敵も味方もなくすべてのいのちの平安を

祈る浄土の地にと平泉に移住したのが40歳の時であったと書かれていました。今の僕の年齢で

す。また、平泉には源義経にまつわるエピソードもそこかしこにありました。兄、頼朝から謀叛人と

され、平泉に逃れてきた義経。その義経が非業の最期を迎えたとされているのが高館(たかだち)

の館という場所で、北上川が当時とあまり変わらない風景で見られる場所にありました。風にユラ

ユラ揺れる蓑虫さんに迎えられ、1683年に義経を偲んで建立された義経堂で、雲龍さんと読経

をさせていただき、手を合わせました。

約820年前に確かにおられた義経、そして、その数百年後には松尾芭蕉が旅して、この場所を訪

れています。奥の細道にこの場で、芭蕉が義経に想いを馳せ読んだ有名な句があります

〜夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡〜

歴史にその地に刻まれた先人たちのはかない夢、、、同じその場に立つと今を生きるものとして、

きちんと生きていき、先人たちの想いを繋ぎ引き継いでいきたいと思わずにはいられませんでし

た。夢の跡に生まれ出た植物たちは、深い深い緑で力強く今を生きるたくましい姿でした。

                                              合掌。KNOB拝

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          2010年8月1日

待ち合わせ

 

暑中お見舞い申し上げます。八月に入りましたね。あと一週間で立秋ですが、まだ涼しくなるのは

先になりそうです。くれぐれもお体には気をつけてくださいね。ご自愛を祈ります。

昨日は祖母の一周忌で、親族が集まりました。98歳の誕生日を迎え、祝福され、そしてその晩旅

立ちました。大往生でした。祖母は生前、本当に旅好きでした。祖母が高校生になったばかりの弟

と二人で、当時父がいたニューヨークに行った時のことでした。機内で配られた書類、入国に関す

るものだったようですが、祖母は何かの勧誘だと弟にも書かないようにと伝え、、、(笑)その結果、

飛行機が到着したのに二人が現れないこと二時間、、、祖母と弟は大きな黒人さんに連れられ仲

良さそうに出てきたそうです。英語はしゃべることはできませんでしたが、祖母の口癖は〜人間

は、心からのありがとうと心からのごめんなさいを言えたら世界のどこにいても生きていける〜でし

た。本当に自然体な動じない、優しい祖母でした。そして、家族の無事を祈り毎月毎月、写経をし

てくれていました。

昨日、祖母の一周忌の法要を終え、食事をする場所まで歩いていこうとすると雨が降ってきまし

た。雨の予報がなかったので傘は数本、、、親族は少ない傘に寄り添い入り歩いていました。まる

で祖母が、みんな仲良くねと願って導いてくれているような一時の雨でした。

今の世の中、法律の元、お墓、お遺骨、、、大変なことが多いですが、人間が自然の一部であるの

なら、自然に大地に帰るのが一番だと思います。ですので、たまに亡くなられて葬式、戒名、墓一

切無用という方がおられますが、僕はその気持ちがよくわかります。僕もそれを同じように今から

希望します。いろいろな宗教感があり、それそれの感じ方、考え方でいいのだと思いますが、僕は

お墓の中に、お骨に亡くなられた方の魂があるとは、そこにずっとおられるとは思えません。特に

祖母のような旅好きだった人間の魂は不自由な体がなくなり、自由になり(肉体がないので、電車

も飛行機も乗らなくていいし、人間が作りだしたお金もいらないし(笑)行きたいと思った場所に瞬

時に行けるのかもしれません)世界中、広大な宇宙を仲がよかったお友達と飛び回って楽しんでい

ることでしょう。そして、例えば、昨日のように、祖母を想い家族や親族など、人が集ってくれるよう

な時には、それがこの宇宙のどこにいても、祖母に伝わり、みんなが集まるように来てくれるのか

もしれません。お墓はその時に、みんなで集まり、心を分かち合う集合場所、待ち合わせ場所にな

るのかもしれませんね。

生前、あれだけ、家族のために祈っていてくれた祖母です。今も宇宙で祈り、それぞれひとりひとり

を導いてくれていることでしょう。そして、これはあくまで個人的な見解ですが、例えばお墓がなかっ

たとしても、真に故人を想い祈り感謝し、愛の気持ちを送るのであれば、どこにいようがいつであろ

うが、その想い、心は必ず、真っ直ぐに伝わるのだと僕は信じます。僕は家族を親族をご縁のある

方々を心より愛しています。ひとりひとりと仲良くご縁を紡いでいきたいと思います。これも祖母から

教えられた、僕が大切にしたいことであります。                                合掌。KNOB拝

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          2010年7月30日

金蛇水神社

   

  

 

僕は演奏の時にはディジュリドゥを4〜5本に、諸々の楽器、燭台、和蝋燭、、、など荷物が多いの

で、ほとんど車移動なのですが、車移動のよいところは思いもよらない場所との出会いがあること

です。

平泉からの帰り、しばらく水戸街道を走っていた時に出会ったのが、金蛇水神社という案内看板で

した。弁天さまや龍神さまに何かとご縁をいただくので、参拝させていただきましたが、本当に蛇、

蛇、蛇という渦巻くようなうねるようななんというのでしょうか、グルグルグルグル、、、、というような

場所でした。わかりませんね、、、すみません(笑)驚いたのが蛇石の数々、境内にずらっ---と並

んだ蛇を石に閉じ込めたかのような石、、、これらはすべて、自然石でした。いつの頃からあるもの

なのかわかりませんが、石は本当に古代から存在し続けてきたものであると思います。石に宿る

蛇のエネルギーに永遠を長寿を豊饒を再生を祈ってこられたことでしょう。境内の金蛇弁財天の

横には、中に蛇が現れたかのような、長老の御神木もありました。強い磁力と不思議な柔らかさ、

優しさを感じる場所でした。

無事に参拝をさせていただき、鳥居を越え一拝し、頭を上げるとちょうど鳥居の上に輝く太陽があ

りました。しかも、雲と合わさってハートの形に!写真でわかるでしょうか。すべてのタイミングがぴ

ったりと合った時にこんな嬉しいことが起きますが、きっとこんなふうに人間と自然はコンタクトをと

り、繋がっているんだということを確認させていただくのかもしれません。こんな時に、心から真の

平和とすべてのいのちの平安を祈ります。幸せというものを感じる感覚は、まったく十人十色で、

これこそがすべての人にとっての絶対的な幸せというものはないのかもしれませんが、地球にた

だひとりのすべての人間の、すべての動植物、いのちの今生での役割が働きが全うされますよう

に、、、みんな同じ太陽の下で同じ地球の上で生かされている、ずいぶん違うようだけどたいして違

わない存在です。みんなが特別であり、みんなが普通。般若心経みたいな世界ですね。

あれがない、これがないではなく、これがある、あれもあるだと結構、ありがとうと言えることだら

け。今日もそれぞれの喜びを幸せを見付けてこの今、この瞬間に、、、            KNOB拝

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          2010年7月29日

中村氏

 

この写真の家紋は僕が作った紋で、無孔笛(むくてき)の無の字になっています。

僕の苗字は中村です。中村という姓は、本当に多く、家系を調べるのも大変ですが、中村氏のある

一族が、寛政4年(1792年)成立の『伊達世臣家譜』で「中村(本は新田と称す)」とあり姓は源、其

の先を知らず、新田三河守某を以て祖と為す」とあります。新田義貞の玄孫・義資が伊達成宗に

仕えたのが始まりであるようです。また新田氏はもともと奥州藤原氏の一族で、出羽国長井郡仁

井田に住んで仁井田氏を称し、のちに仁井田が転訛して新田と名乗るようになったとあります。

鎌倉、吉野、そして、奥州・平泉、、、御醍醐天皇や新田義貞に関係のある地に深いご縁をいただ

いたり、今月はじめに伺った平泉での忘れられないような深い体験、そして、演奏の拠点とさせて

いただいている鎌倉。今の生で、ご縁のある地、何か魂が揺さぶられる場所には長い長い年月を

超え繋がる何かがあるのかもしれません。こんなことを感じる時に、今あるこのいのちは決して僕

ひとりのものではないんだと強く思います。

ディジュリドゥに茶の湯に能、、、今、僕が心ときめきおこなっていることは現代とは何かまったく逆

の道を歩んでいるような気がしていますが、なんていうのでしょうか。僕にとっては、斬新で洗練さ

れていて、自然に心が動いてしまいます。テレビもカメラも最先端の技術で、目の前の現実以上の

鮮やかさと美しさを表現することが出来、本当に素晴らしいと思いますが、僕は何かファインダー

越し、ブラウン管の中にはない、自分自身がその時、その瞬間に感じる色、香り、気配を大切にし

たい。それが美しくても醜く汚かったとしても、、、インターネットは本当に便利だし、必要なものとな

っているけれど、その世界に頼るように、その中に人との繋がりを常に求め、感じるというのは、僕

には合いません、、、ワクワクしないんです。それより人間の第六感のような感覚で本質的に繋が

るということ、、、それこそが僕には必要で、それが僕のやり方、生き方なのかもしれません。その

ほうがワクワクするのですから仕方がないですね。ですから、この日々の感動もブログのようにコメ

ントをいただいたりするものではなく、本当に一方的に好き勝手なことを書いているものです。見て

くださる方の目や耳を汚してしまっているかもしれません。そうであったら本当に申し訳ありませ

ん、、、どうぞ、お許しください。

さてさて、中村氏からこんな話しになりましたが、本当に今、人間が作り出した競争社会には興味

がありません。自然界には競争を感じませんから、、、僕は僕をゆっくりゆっくり、、、

                                                                                                             KNOB拝

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          2010年7月28日

西東京にて

 

 

先日はFM西東京の「金曜日の達人たち」という番組のゲストにお呼びいただき、番組収録に田無

まで足を運んでいました。青梅街道を走っていると左手に大きな鳥居がありました。集合時間ま

で、余裕があったので、参拝をさせていただくことに。車を置いて、歩いていると元気すぎるアマテ

ラス太陽さまの圧倒的な日差し、、、一礼し、鳥居をくぐると、、、一気に空気が変わりました。

神社を守る木々の森は日差しを遮り、参道はひんやりとして心地よく、木々によってこんなにも温

度が変わるんだということをあらためて、体感しました。また身体的にスゥッ-と涼しくなり心地よさを

感じると、何か清らかな神気を感じる準備が整います。気候風土というものが、人間が神や自然に

大いなる何かを感じるかということに深く影響をおよぼしているんだと直感しました。日本という地

は、自然に思わず手を合わせてしまうような本当に恵まれた気候風土の中にありますね。

さて、あと約10日で、ご縁をいただき、鎌倉の鶴岡八幡宮にて御奉納をさせていただきますが、こ

の時伺ったのも八幡宮でした。八幡さまは全国各地に4万社ほどあり、僕が子供のころに缶蹴りを

したり友人たちと遊んでいたのが家の近くの八幡神社でした。八幡さまは九州の宇佐神宮が始ま

りで、八幡(はちまん)とは-やはた-とも読み、神社の創建は渡来系の秦(はた)氏によるもので

す。八幡さまの御祭神の応神天皇。弥生時代の天皇で、今年が応神天皇1700年式年祭の年に

なります。神に応じるという名前も凄いですね。応神天皇は大陸から文化や産業をもたされたと言

われています。そんな応神天皇の記念の御年にしかも、ご縁が深い鎌倉の地の八幡宮にて八月

八日という末広がりの日に行わせていただけるなんて、本当に有り難いかぎりです。ますます、日

本の本来の力が発揮され、海外と日本が本質で結ばれますように、、、五穀豊饒と世界の真なる

平和を応神天皇に祈念させていただきたいと思います。井草八幡宮は清々しい神気を感じる素晴

らしいお宮でした。この地にいただいたご縁を感謝し、西東京の平安を祈りました。その後のラジ

オ収録も、4週分出演させていただき無事に終了しました。パーソナリティの新納さん、日比さん、

舟越さん。大変お世話になりました。ありがとうございました。

さてさて、、、応神天皇や秦氏がどのような人間であったか、、、それが明らかになることは日本に

とっても世界にとっ〜ても重要なことだと感じていますが、必要なことは必要なタイミングで必ず起

きるもの。これからの日本は本当に面白いと思います。日本人が日本人の本質を深く探りはじめ

思い出しはじめているワクワクするような時です。表面的な流行などで、深層がうまく隠れていて、

そこがまた日本の多様性であり謎めいていて面白いですが、僕は深層をじっくりじっくり求めて潜っ

ていきたいと思っています。                                                                       KNOB拝

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          2010年7月25日

勾玉〜magatama〜

   

 

昨晩の月は美しかったですね。今晩が満月になるのでしょうか。本当に美しき月宮殿でした。

先日、行った無孔庵で少し話しをさせていただきましたが、オーストラリアでディジュリドゥに出会

い、アボリジニの人々の高度な精神性、真の豊かさ。人間としての名声やら、、、人間が作り出し、

回し、競い、比べ奪い合うような、本質とは擦れた豊かさ、高級指向、、、そんな小さな豊かさなど

ではない宇宙に満ちている真の豊かさ。帰国し、アボリジニに繋がる縄文の精神にたどり着きまし

た。

石笛と出会い、勾玉にも、、、元々、渦巻きに惹かれるのですが、自然界は直線ではなく渦巻いて

います。そして、昔から、装飾するために用いられていた勾玉。ただ、身を飾り、自らの力を他に知

らしめすために着けていたとは、僕には思えません。対人間ではなく、対自然、対宇宙となるため

に装着していたような気がしてなりません。また勾玉の形は宇宙の銀河の中心の形、人間や様々

な生物の胎児の形です。勾玉に潜んでいるのは、そこから、無限に拡がり、無限に縮まる、、、す

べてがギュッと凝縮された、無という考え方、精神性の現れであるように感じています。

僕はもう15年くらい、写真の勾玉を着けていますが、何故か勾玉の形をした石にご縁があります。

僕が伊豆半島の海で授かった自然に穴のあいた石も勾玉形、この石に息を吹きこむようになり音

が生まれ石笛となりました。勾玉之石笛の誕生です。また先月、白濱神社の先の海で授った大き

なひとつ穴のあいた石、、、これも勾玉のような形で、最初に授かって吹かせていただいている石

笛を巨大にしたような石です。白濱神社の本殿の上には古代の祭祀場があります。この巨大な石

は何千年、何万年前に吹かれていた石笛であったかもしれません。この大きな勾玉之石笛も謹ん

で吹かせていただいています。今はたまたま、僕のもとにありますが、僕が旅立った時には、また

その時に必要な人のもとに、、、すべてのことに、執着せず、判断せず、ただ今、今、今しかありま

せん。今の心は-念-となります。おごらず、見栄をはらず、正しく健やかな念を持って、、、そんな

ふうにあれたらと思います。

そうそう、無孔庵の時にいらしてくださったアボリジニのバワラさん。僕が熊野の花の窟神社で授か

ってバワラさんにお渡しした石のことを喜んでくださっていたようで嬉しいです。ここは巨大な磐坐が

御神体で、日本最古とも伝えのある神社で、あの石も見た瞬間に勾玉だと思いました。手にとると

黒と白が綺麗にわかれていました。自然にその地の神様にいただくゆるしを伺い〜陰陽の勾玉〜

として、どこにでも持ち歩いていた石でした。陰陽(ヨス・インディ)を大切にしているアボリジニ文化

に共通する石で、バワラさんという相応しい方にお渡しすることが出来て本当に嬉しいです。この世

は本当に不可思議で、必要なことは必要なタイミングで起こるものなんですね。自分はただの大い

なるエネルギーの通り道、、、最後に大好きな金子みすずさんの詩を、、、

     〜泥の中から蓮が咲く それをするのは蓮じゃない 

      たまごの中から鳥が出る それをするのは鳥じゃない 

      それにわたしは 気がついた 

      それもわたしのせいじゃない〜

                                              KNOB拝 

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          2010年7月24日

この世とあの世、、、

   

 

22日、一泊させていただき、大変お世話になったあさば旅館を後にし、修善寺と日枝神社に詣で

て、東京に戻ることに。暑い陽射しは激しく、先月の天河でのスウェットロッジを思い出すような暑さ

でした。ここ数日が酷暑であるようです。まるで、禊ぎのようですね。みなさま、くれぐれもご自愛くだ

さいね。日本の気候は本当に様々です。今のように暑くて、何にも考えられないような日もあれば、

気温も心地よく自然を堪能し、感謝出来るような日もあるし、また一方、寒くてどうしようもない日

も、、、日本は世界の雛形であるとの考え方がありますが、本当にそうかもしれません、、、

伊豆修善寺の地でゆっくりさせていただくのは、数年ぶりでした。雪堂先生ご夫妻と中国の書家・

王丹さん、伊賀の陶芸家・浅尾憲平さんとご一緒して以来です。なんだか懐かしくなるような時間で

ありました。木々が力強く豊饒な日枝神社、あの時には、まだ改築中であった修禅寺にご縁をいた

だいた感謝と、また9月にあさばさまにて無事にさせていただけるようにと、祈念させていただきに

伺いました。修禅寺の門の中には、50〜60人の沢山の観光のみなさんで賑わっていました。手

水で身を清め(こちらは大地の息吹、エネルギーそのものの温泉でした)、本堂前にて、般若心経

を唱え、手を合わせました。ご縁をいただいた感謝をお伝えし、後ろを向くと、、、あれほどおられ

た人の姿がまったくなく、境内には僕ひとり。写真のような光景で、静けさがありました。聴こえてく

る、蝉の声、鳥の声、風の音、、、日差しの強さで、地面には濃い自分の影。人々がいる時には、

旅の一時に嬉しそうな人の笑顔に心が和らぎ、人々がいない時には自然界の息吹を響きを感じま

した。なんだか、無常を感じ、この今に心を合わせました。何故か、生かされているんだということ

を強く感じた一時でありました。

東京に戻り、国立能楽堂に向かいました。素の魅力と題した企画公演を鑑賞するためで、仕舞、

素狂言、そして、初めての袴能。面(おもて)や装束をつけず、演じる者のそのままを体感する究極

に削ぎ落とされた能の姿。茂山千作さん、千之丞さんの素狂言は三度目でしたが、座語りで行わ

れた演目「無布施経(ふせないきょう)」素晴らしかったです。千作さんの90歳を超えて、ますます

瑞瑞しく、今、今、今という一瞬に己の芸、生のすべてを凝縮し表現される姿に、日本の芸道の凄

さを見せられました。

そして、初めての袴能。曲は「藤戸」。藤戸の浦で口封じのために武将・佐々木盛綱に殺された若

き漁師とその母をめぐる物語。紋付袴姿の演者たち。時代を越えて、今に至る日本の男の究極に

シンプルな歌舞音曲の姿は圧倒的に憂いがありました。装束も面もなく、まったく素のままに、シテ

方の近藤乾之助さんが演じられた、殺された息子を想い悲しみにくれる母の姿は、切なく苦しいく

らいに美しかった。後半、同じ、近藤乾之助さんが殺された漁師の霊を演じ、怨み、痛み悲しみ死

んでいった霊が祈りの力で、その魂が清まり天へと、、、そして、静かにゆっくりゆっくり、、、橋掛

かりを歩いていく姿、、、会場は息を飲み、シーンと水を打ったような静寂に、 、、誰ひとり拍手は

なく、見者(観客)の両手は、漁師の御霊が天国に昇っていくのを見守り祈り、合掌されていたかの

ようでした。余韻が残心がありました。これが日本の見者の本来の姿であったのだと思いました。

割れるような拍手も歓声もスタンディングオーベーションもアンコールもない、見るものひとりひとり

が、今、目の前に繰り広げられた光景を自らの細胞ひとつひとつに心にじっくり、ゆっくりゆっくり刻

んでいくような余韻、、、静寂、、、本当に素晴らしかった、、、凄いものを見てしまいました。凄い経

験をさせていただけました。今、ご縁をいただき、出会うひとりひとり、経験させていただけるひとつ

ひとつのこと、、、何かをいくら計画しても、うまくいかないこともあれば、何かすべてが繋がりすん

なりとうまく運んでいくことも、、、人知を超えた世界を感じずにはいられませんが、この経験を自分

自身の血とし肉とし、KNOBという中村亘利というひとりの人間の道を生涯をかけて、ひとつずつひ

とつずつを築き、歩んでいきたいと思います。           合掌。KNOB拝           

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          2010年7月23日

伊豆修善寺あさば

   

   

 

先日は9月21・22日と雲龍さんと演奏をさせていただく伊豆修善寺にある500年近く伝統が続く

老舗旅館の「あさば」に伺っていました。あさばには、深川富岡八幡宮より移築された能舞台「月桂

殿」があります。ご縁をいただき、9月はこの歴史ある神々しい能舞台にて音を紡がせていただき

ます。修善寺藝術紀行という何十年にもわたりその季節、その時を選んで行われてきた公演のひ

とつとして行わせていただきます。

ご存知の通り、雲龍さんは能の大倉の家に生まれ、29歳まで鼓方として舞台に立たれてきまし

た。体を壊され、それからは、独自の笛の道を歩まれ、今に至りますが、今から30年前、、、

雲龍さんのお父様が生前立たれていた舞台が月桂殿で、若き日の雲龍さんはお父様に付き添

い、ここにこられていたそうです。雲龍さんはそれ以来のこの場との再会でありました。そして、こ

の能舞台に立たれるのは今回が初めてとのことでした、、、どれほどお父様が望まれたことでしょ

う。深い想いを感じました。

そして、僕は、能の世界の中で学び歩ませていただくようになってすぐ、このような舞台に立たせて

いただけるなんて(もちろん、能楽で、ではありませんが)、ディジュリドゥという木の響きと能に繋

がる世界を感じている僕にとっては、本当にこのご縁に感謝の想いでいっぱいです。

我師、雪堂先生との最後の旅行の中で、伺った場所が同じ伊豆熱海のMOA美術館で、いつか君

のコンサートをここで行いたいね、と言ってくださったのが、MOA美術館の能楽堂でした、雪堂先

生はその日の晩、突然、天に旅立たれました、、、それから僕はご縁をいただき二度MOA美術館

の能舞台に立たせていただきましたが、能舞台でさせていただくのは、昨年の11月29日のMOA

美術館能楽堂以来となります。

また今回の能舞台・月桂殿は自然の中にある野外の能舞台です。前にはお池、後ろはお山、、、

素晴らしい空間でした。独特の響きがありました。お池には石舞台もあるのですが、天から舞い降

りるようにサギがそこに、、、しばらくじっとしていましたが、大きな羽を体の前に交差しました、、、

扇子を持って仕舞いをするようでした。そして、ゆっくりゆっくり足を運んでいきました。美しいサギ

の舞を見せていただきました。

その後、打ち合わせをさせていただき、この舞台に対する強く熱い想いを大女将から伺いました。

真っ直ぐで力強い眼差しは過去と未来を、和の美しき伝統で繋いでおられるかのようでした。僕は

天然空洞木を通して、僕自身の和の響きを紡ぎ、雲龍さんと共に、当日この場にあるすべてのい

のちと共鳴することが出来たらと強く思いました。お導きがありますように、、、

能舞台はもちろん、旅館の中の小さなひとつひとつのすべてに、お料理ひとつひとつに、未来に繋

いでいきたい-美しき日本の姿-そして、人間の想いがありました。浅羽さま。みなさま。本当にご縁

に感謝致します。誠にありがとうございました。そして、雲龍さん、、、雲龍さんとは何か遠い遠い遥

か昔からのご縁と、またその繋がりで今、行わせていただく運命みたいなものを感じずにはいられ

ません、、、地球交響曲第六番でご一緒してからのご縁ですが、ご縁とは、本当に不可思議です。

当日、お月さまに見守られ導かれながら、生まれる響きはどのようなものとなるでしょうか。

                                 二ヶ月前の月の下にて、、、KNOB拝

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          2010年7月21日(2)

植物の力

  

 

毎朝、鬼門の方向でしばし呼吸を調え、座るのですが、その時に必ず、セブンメタルというシンギン

グリンを奏でているのですが、、、植物がその響きのせいか本当に元気なんです。

驚いているのは、花入れの榊。先程、久しぶりに水を変えたのですが、まったく臭いもせず、そし

て、この榊、、、まだ今年に入ってから二つ目。いまだに新芽も出てきます。毎年の経験からでは、

信じられないくらいに枯れません。音が作用しているのでしょうか。橘の苗木も生き生き、昨年、終

戦の日に行わせていただいた上映会の前に伺った靖国神社でご縁があった榊の苗木も、葉の大

きさが以前の三倍くらい、、、植物が元気だと本当に嬉しいですね。これは、僕は音だとしか思えま

せん。

本来、音の持つ力は自然界にある無限の力と元は同じ。共鳴した時に生命力がおおいに発揮さ

れていくのかもしれません。                               KNOB拝 

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          2010年7月21日(1)  

膝の上にて、、、

 

 

我が家のチワワのツナ(本名・チュラ)は車に乗ると必ず運転席の僕の膝の上に内向きに伏せて、

気持ちよさそうに寝てしまいます。

こんななんでもないような日常に心が潤い、元気を貰っているんだと思います。ありがとう、、

                                                                                                        KNOB拝 

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          2010年7月19日

ジャボリジニ

    

    

 

昨日、北鎌倉・雪堂美術館にて、第一回無孔庵を無事に行わせていただくことができました。暑い

日差しの中、いらしてくださったお一人お一人に心から感謝いたします。本当にありがとうございま

した。

演奏会ではなかなか行うことができない、ひとりひとりの方とのお話、また昨日は集ってくださった

ご縁のある方々みなさんに、僕が普段用いている楽器を奏でていただき、最後は輪になり、二度と

ない響きをみなさんと紡ぐことができました。

昨日は、休憩をはさみ、前半を月の席、後半を日の席とし、させていただきました。前半は、普段

着のまま、何か自宅でみなさんをお迎えしているような、気持ちで思い付いたことをお話したりしま

した。後半は、紋付袴で行いました。昨日は以前に僕が作った無孔笛の家紋の着物を製作してく

ださった着物屋さんの中村さん(たまたま苗字が同じ)も初めていらしてくださりました。また今、無

孔笛家紋付染織をお願いしていて、何か無孔庵の始まりに、音を聴いていただけたこともご縁だ

なぁと感じました。どんな紋付染織が完成するでしょうか。漆黒に浮かぶ無の紋。宇宙に漂う未確

認飛行物体がイメージです。完成が楽しみです。

そして、昨日は追浜でJOYHOUSEというカフェをされている長谷川さん姉妹がご縁があり、たま

たま来日中であったアボリジニのバワラさんを連れてきてくださりました。とっても素敵な方で、持

参されたディジュリドゥを奏でてくださったり、僕の奏でるディジュリドゥでアボリジニのダンスを踊っ

てくれたり、予想もしないことが次々に起きたミラクルな時間でした。バワラさんが〜精霊(スピリッ

ト)が宿るディジュリドゥは自然に立つことがあるんだ〜と言い僕の九天飛翔と銘がついたディジュ

リドゥを優しく立てました。バワラさんが手を離すと、、、九天飛翔はすっと立ちました。バワラさん

は嬉しそうに僕に微笑みました。そして、紋付袴で演奏を終えた僕に、ジャボリジニ!と素敵なネー

ミングをくださりました。そして、小さなディジュリドゥのキーホルダーをプレゼントしてくれました。僕

は、お礼に、熊野の日本最古と言われる花の窟神社で石笛の音を御奉納させていただいた後に

授かったお守りにしていた勾玉型の石をバワラさんにお渡ししました。

昨日は本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。昨日、同じ時間を過ごせたみなさんは素敵

な方ばかりで、ただただご縁に感謝感謝です。本当にありがとうございました。

無孔庵、いろいろ楽しいことを行っていけると直感しました。次回は何が起きるでしょうか。今から

楽しみです。感謝をこめて、、、                                                     合掌。KNOB拝

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          2010年7月17日

非日常と日常と

 

 

昨日は茶の湯のお稽古で逗子に伺っていました。ご縁をいただき、こちらに伺うようになって早一

年が経ちました。ご指導くださっている岡山先生、お手伝いくださる渡辺さんには本当に、感謝の

想いでいっぱいです。

侘びを生み出したと言われている千利休という人がいます。織田信長や豊臣秀吉に茶人として仕

え、最後は自らを貫き、切腹されました。利休さんは1522から91年までの戦国の時代の中に生

きた方ですが、利休さんが生まれ育った堺という町は、その当時、かなり都市文化が発達していた

ようです。またお寺や仏像も、今の時代にあるような色合い、味わいではなく、黄金に輝いたもので

あったことでしょう。そんな環境に身を置いていたからこそ、その都市の中で非日常を求めるよう

に、侘びの美意識を育み、市中の山居ともいえる小さな茶室という空間でご縁のある人々と一刻

一刻の時を楽しんでいたのかもしれません。

今の時代はさらに都市化が進み、コンクリートジャングルの、デジタルに囲まれた世の中です。

利休さんの時代とはくらべものにはなりませんが、利休さんが求められた方向は、今の時代や

人々が渇望し求めているものと同じような気がします。僕は携帯電話もパソコンも用いますが、ディ

ジュリドゥという木を吹き、筆を持ち、自らを清め、道具を清め、一服のお茶をいただく時間もありま

す。このバランスのおかげで、すべてが僕の中に心地よく存在しています。

昨日は名水点てというお点前で濃茶をいただきましたが、お点前の前に、神社のように紙垂(シ

デ)の付けられた木の水指に入った水に手を合わせました。なかなか日常で使う水に、そのつど手

を合わせることってないなとしみじみ感じましたが、非日常を過ごし、また日常に戻る、、、そして、

実は日常のすべてのことがあたりまえではないということに気付いたり、、、面白いですね。

昨日はお稽古場の近くの亀ヶ岡神社で夏祭りが行われていました。日本のお祭り、縁日って良い

ですね〜

梅雨も明けたようです。みなさん。どうぞ、良い夏の始まりを、連休をお過ごしください。

                                                                                                      合掌。KNOB拝

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           2010年7月16日

『地球交響曲第7番』

 

 

いよいよ、地球交響曲の最新作である第七番の上映が始まります。

全ての生命体が秘めている「自然治癒力」の健やかな発現を願う龍村仁監督渾身の作品です。

僕たち日本人が忘れかけていた、大切な日本の原風景が日本人の精神性が表現されています。

第六番の虚空の音の章に出演させていただいてから3年くらいになるでしょうか。ご縁をいただき、

木や石の響きの奉納を神社・仏閣で行わせていただくことが多くなり、日本の原風景ともいえる場

所にて音を紡がせていただいてきました。聖地とも言える場所には、縄文、、、それ以前の先人た

ちから今まで、途切れることなく繋がり育まれてきた本来の人間の在り方が魂が刻まれているのを

感じました。第七番には、そんな日本が描かれていました。またそのような生き方、在り方は世界

に繋がる、共通する人類の本来の豊かな精神性であると感じます。人間が本質に目覚め、思い出

していくためのヒントが泉のように湧き出す、、、そんな作品だと僕は思っています。

17日からの恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館ホールでのロードショー、18日、僕

は北鎌倉ですが、神奈川では『地球交響曲第7番』の初上映となる藤沢での上映会もあります。

今、日本人が日本人を思い出していくことが地球的によい影響を与えていくことに繋がっていくよう

な気がしてなりません。僕もまた観させていただきたいと思っています。これからの日本が地球が

楽しみでなりません。                                                                KNOB拝。

*** 

地球交響曲第七番ロードショー

2010年7月17日(土)〜8月27日(金)

           10:30 ・ 13:15 ・ 16:00 ・ 18:40

会場 東京都写真美術館ホール(恵比寿)

自由席各回定員入替制

月曜休映

前売り特別鑑賞券 1500円

当日券 一般1800円 シニア・学生1500円

     小中障害者手帳お持ちの方 1000円

7月17日(土)18日(日)19日(祝)龍村監督の舞台挨拶があります

★8月10日(火)〜8月20日(金)までは地球交響曲第一番〜第七番

 一挙上映特別プログラムになります

*詳しくは、龍村仁事務所ホームページ、地球交響曲第七番ロードショーのご案内をご覧ください

http://gaiasymphony.com/symphony/road-show.html

***

地球交響曲第七番上映会in藤沢

2010年7月18日(日)  

◇1回目10:30開映、開場10:00   ◇2回目14:00開映、開場13:30

会場 藤沢市民会館 大ホール

料金  全自由席  一般/前売1,500円、当日1,800円
             小中高生/前売1,000円、当日1,200円
※未就学児のご入場はご遠慮願います。託児および親子室利用はお申込下さい。
※車椅子ご利用の方はご連絡下さい。

◎主催 ガイアネットワーク湘南

*詳しくはガイアネットワーク湘南のホームページをご覧ください

http://www.chi-net97.com/gaianetwork-shonan.html

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          2010年7月15日

青と白

    

 

今日は西新井大師に打ち合わせに伺っていました。今、西新井大師は風鈴まつりの真っ最中でし

た。日本全国から集まった風鈴の音、、、風と共に奏でられる清らかなその響きは参拝に訪れた

ひとりひとりを包み守っているかのようでした。優しい風から一転、強い風が吹き、一斉に数百もの

風鈴が鳴りだすと、その響きに合わせるように、風に雲が流れていきました。そして、空には雲の

白と真っ青な空が寄り添うようにありました。本当に美しく、神秘的な空でした。

今回のことで、大変お世話になっている西新井大師の総務の奥隆博さんが、10月3日に演奏を行

う光明殿に、当日かける北斎画のレプリカをかけて、照明や座席など、いろいろ考えてくださってい

て、写真を見せていただきました。ますますイメージが湧いてきてワクワクドキドキしてしまいまし

た。奥さん。本当にありがとうございます。

弘法大師・空海がこの地で、悪疫流行に悩む村人たちを救おうと御自ら十一面観音さまをお造り

になり、21日間の祈祷された、、、すると枯れた井戸から清らかな水が湧き、病はたちどころに平

癒したと伝わっています。そして、その井戸がお堂の西にあったことから、西新井の地名が出来た

そうです。清らかな風鈴の音はその時に井戸に湧いた清らかな水そのもののような響きでした。

                                                                                                  合掌。KNOB拝 

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          2010年7月14日

観音

    

 

10月3日、西新井大師の光明殿で行わせていただく葛飾北斎生誕250年記念コンサートのチラ

シが完成し送られてきました。北斎の9枚の画の世界を音で観るというコンセプトのCDを制作した

のが2005年、、、僕は、CDの題字を師である雪堂先生にお願いしました。先生は快諾くださり、

数日後には先生から郵便が届き、こんな手紙が、、、

          〜君からのお電話うれしくて、たくさん書いてしまいましたが、使えるのがあればうれしいで

     すが、もし使用出来ないときは遠慮なく破ってください〜

6月2日付けで届きました。嬉しくて嬉しくて涙がこぼれました。

CDが完成し、美術館に伺い、一緒に聴いてくださり

     〜ノブ、これはいいねぇ!凄いよ〜

と言ってくださったのが、弘法大師修法図という画の世界を表した曲[]で10月3日に演奏をさせ

ていただく時に、お堂にかけられる北斎晩年の巨大な肉筆画です。先生がお元気であったら、どん

なに喜んでくださるか、、、この今があるのも天から雪堂先生が導いてくださっているからかもしれ

ません。北斎さんと先生の繋がりも面白いんですよ〜雪堂先生のお誕生日、4月18日は北斎さん

のご命日なんです。10月3日は二人一緒に静かに天から見てくださるでしょうか。

今日は打ち合わせで久しぶりに北鎌倉に行っていました。今週末は、4月18日以来の雪堂美術

館での会です。生前、雪堂先生はこんなことを言ってくださっていました

     〜ここを君の演奏の拠点にしていいよ。僕はね、ノブが一人で、行うのが見たいんだ。

     大勢お客さまが来られなくてもいい。ひとりでもふたりでも、、、君がその人のために笛を

     吹く、、、そんな場にしてほしいな〜

今週末行わせていただく-無孔庵(むくうあん)-無孔笛(むくてき)という禅語をディジュリドゥに付け

てくださったのも雪堂先生です。孔(あな)の無い笛、、、孔が無く音が出せない笛、、、そこには常

識ではなかりしれない、小手先の技術などでは奏でられない無限の自在自由な音がある、そこを

目指してほしいと、、、

無孔庵は、このホームページにいらしてくださる方々にだけお知らせをしています。

当日、雪堂美術館でご縁のある方と円を囲むように音を紡がせていただいたり、お話をしたり、そ

んな会になったらと思っています。                            KNOB拝 

***

KNOBの会 「無孔庵」

2010年7月18日(日)  開場 13:00  開演 13:30

会場 雪堂美術館

参加費 予約2000円  当日2500円

出演  KNOB 

予約は KNOBオフィス29で受け付けています。

ライブ開催日、お名前、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)

ご希望人数を明記の上 EメールかFAXでお申し込みください。

受付完了後、当方より確認のご連絡をさせていただきます。

電話でも受け付けていますので、お申し込みの際に上記の旨を

お伝えください。

メール  tennen-kudoboku.knob-office29@ezweb.ne.jp

FAX    03-3454-0946    電話   080-5002-6298

・・・

追伸:今日は打ち合わせの後、雪堂美術館の少し先にある浄智寺を詣でさせていただきました。

僕はこちらの南北朝の時代の作である観音菩薩像が好きなのですが、今日は人もあまり多くなか

ったので、じっくりご挨拶をさせていただけました。

石の音を奏していると気持ちのいい風が吹き、木々が揺れ、風に踊る葉たちの向こう、雲間から

太陽が現れました、、、なんだかみんなで生きているという気がして、自然に呼吸がゆっくりゆっく

り、、、浄智寺、東慶寺、円覚寺、、、そして雪堂美術館。北鎌倉、心から大好きな大切な場所で

す。                                                KNOB拝

   

・・・

追伸:蓮も大きく育っています。元気な葉を見ているだけで嬉しくなってきます。やはり僕はブラウン

管の中ではわからない生きた世界が好きです。                      KNOB拝

 

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          2010年7月13日

天と地にあるもの、、、それを繋ぐもの

   

   

 

天は、僕たちの上にあるものって思ってしまうけれど、よく考えてみると、地球は宇宙に浮かんでい

るのだから、天は地球から見て四方八方、十方にあり、つまり、今、僕が立つ上にも横にも下にも

天はあるのですね。ディジュリドゥで大地に吹かせていただくということは、天に吹かせていただくこ

とにも繋がるわけです。地も天も繋がっているんですね。

宇宙はあまりに広大です。僕たち、地球を含む太陽系が5円玉の大きさだとすると、僕らのいる銀

河の大きさは北海道から九州までの大きさがあり、宇宙にはそんな銀河が2000億以上もありま

す。人間界の今の常識、知識では、到底はかることなどできない世界があるのだと感じずにはいら

れません。

昨日も書かせていただきましたが、一ヶ月前の天河での御神事、、、初めて体験したネイティブイ

ンディアンの禊ぎとも言える伝統的なスウットロッジは、僕にとって本当に新たに母なる大きな子宮

から生まれ出るような体験でした。あれから一ヶ月、なんだか常に精神が感覚が研ぎ澄まされてい

るようで、また様々なことが当たり前のように起こります。

元々、龍に惹かれてはいましたが、6月6日、五頭龍伝説のある江島神社の奥津宮での御奉納

(奥津宮で、音の御奉納は初めて行われたことでした)から、龍神というか蛇神というかを常に天の

気に感じるようになりました。見えるのではなく、感じるのです。

ディジュリドゥを伝統的に護ってきた先住民のアボリジニの人々には、すべてのものを生み出し育

む、レインボーサーペント(虹蛇)の神話があります。日本でも神社には龍神祝詞というものがあっ

て〜大宇宙根源の御親(みおや)の御使いにして、一切を生み一切を育て、萬(よろず)の者を御

支配あらせたもう王神なれば、、、〜とあります。日本の縄文時代の縄文は土器の文様から名付

けられましたが、あの縄の文様は蛇神さまだと言われています。神社のしめ繩も大蛇を表したもの

で関係があります。考えてみると、初めて伺った時の天河神社でも、三輪山の大神(おおみわ)神

社でも蛇に出会い、蛇や龍に何か深いご縁を感じてしまいます。ミミズも(笑)ウナギもかなぁ(ウナ

ギはいただくほうで、大好きなので、、、笑)

先日早朝、到着した箱根・芦ノ湖での光景は静かな湖面に巨大な白龍がおられるかのような神秘

的な光景でした。そして、その後、初めて九頭龍神社本宮に伺いました。が、早朝で時間外(公園

の中にあり、公園の開く時間から入ることができるようでした)であったので、本宮には伺えません

でしたが、柵の外からも拝することが出来るお宮があり、それが白龍神社でした。僕は初めて、龍

神祝詞を奏上し、ディジュリドゥの音を奏させていただきました。途中、カラスが鳥居にとまり聴いて

いってくださったようです。ありがとうございます。そして、その後は、先日ここにも記したように、箱

根神社に詣で、下田に伺い、その後下賀茂に伺いました。この下賀茂のあたりは弥生時代後半か

ら平安時代にかけての遺跡、日詰遺跡がありました。近くには加畑賀茂神社という創建が平安時

代の始め806〜810年とされる古社があり、この神社の神さまと神社が建てられたころからのご

神木として生き続けて、樹齢1200と言われるビャクシンの木に笛(ディジュリドゥ・石笛)を吹かせ

ていただきました。大長老とも言えるこのような生命力あふれるご神木に吹かせていただくと、何

かディジュリドゥにその力がそっと宿ってくださるような気がします。その後、近くの蛇石峠に蛇石が

あるとのことで伺いました。蛇石は本当に、蛇の顔そのもの。蛇が川の水を飲みにきたようで、体

は長く長く続いているようなお姿の石でした。看板に書いてあった言い伝えによると、この蛇石の末

端尾は、2・4キロ離れた大池に続いているとのことでした。また蛇は神さまのお使いであると言わ

れています、とも書かれていました。蛇石に白濱の石笛の音を紡がせていただきました。なんだ

か、気持ちが、すうっ〜とし、心の中に風が吹いたような気がしました。その場を後にし、車を走ら

せているとすぐ、、、車道に何かが横たわっているのが見えました、、、それがなんであったかすぐ

にわかりました。車をとめ、家内には車で待っていてもらうようにと言いましたが、一緒にその場

に、、、大きな大きな蛇の亡きがらでした。車にひかれてしまったのか、頭はありませんでした。蛇

石を拝して、すぐのことでしたので不思議な気持ちでした、、、こんな大きな蛇に触れたことはあり

ませんでしたが、家内と蛇をたんぼの土のところまで移し、読経させていただき、手を合わせまし

た、、、そして、朝に箱根神社の九頭龍神社でいただいていた御神水があったので、亡きがらと、

亡きがらがあった場所に御神水をかけさせていただきました。

最初に白龍を感じ祈り、また最後に蛇の御霊に祈るという不思議な、本当にマジカルミステリーツ

アーでありました。この前、平泉からの帰りにも蛇神様に繋がる出会いがあったのですが、それは

また別の機会に、、、

そうそう、ここ一ヶ月、、、僕は元々お酒が好きでいただくのですが、さらに強くなってきた気がしま

す(笑)さてさて、本当にいろいろなことがありますが、日常も不思議に思えるようなことも、別に変

わりはありません。僕はいたって普通の人間(すみません〜普通以下かな、、、苦)で、ただ、今、

今、今、自分の目の前に起きることと真向かって、感謝して生かせていただくだけだと感じていま

す。みなさま。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。             KNOB拝   

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          2010年7月12日

6月12日の新月は、、、

   

 

 

ちょうど一ヶ月前の今日は、ご縁をいただき奈良の天河大辨戝天社にて、ネイティブインディアン

のラコタ族の儀式を日本で行う資格をいただいた、魂の兄弟とも言えるシャーマンのHIROさんと、

祈りのむすひ〜日本の神とラコタの神〜を行わせていただいていました。ラコタ族の伝統的な浄め

の神事を天河神社の禊殿前の場所にて行わせていただけたことも、素晴らしい奇跡的なことでし

た。また何かこの日は木星と天王星が地球から見て一直線に重なった日で、自然界の動きが特

別であったようです。最近になり、人から聞いて知りました。

先日、こんな記事をいただきました

          〜この星回りは科学的な突破口を開きます。たとえば、1969年に人類が初めて月面に降

     り立ったとき、木星と天王星は直列していました。今回の直列は例外的なものです。なぜ

     なら、牡牛座1度のところで起こったからです。牡牛座は「新しい始まり」に結びつけられて

     いることで有名です〜

占星術かなにかの本の記事でしょうか。わかりませんが、もしそのような日であったのならば、

とても意味のあることを意味のある時に意味のある場所にて行わせていただけたことになります。

有り難いお導きとしか言いようがありません。

日本の神さま、ラコタの神さま、、、地球のそれぞれの地域の歴史、文化、気候風土、、、様々なこ

とから、それぞれの言葉で表し、信じられてきた神さま。それらが、今、地球の各地で少しずつ、違

いに目を向け競い合うのではなく共通する精神を大切にするような、そんな時代になってきている

のを感じます。

今日はまた新月ですが、先月の新月から一ヶ月。毎日毎日が新たな発見であり、新たな出会いで

あり、新たな出発でありました。いったいどんな明日、どんな未来が用意されているのかわかりま

せんが、この今、この一瞬に何をどう感じるかという、それぞれの人の心に想いに託されているよ

うな気がしています。すべては己の心が決める、、、僕はやはり希望を持って、より良い世界を信

じ、そちらに向かって進み、築いていきたいと思います。                 KNOB拝

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          2010年7月11日

能に繋がる世界

    

   

 

能楽の稽古に通わせていただくようになりました。謡と仕舞いを学ばせていただいています。

能は室町時代(十四世紀)に始まった芸能で、ユネスコの文化遺産に最初に登録された世界最古

の演劇です。

能の果てしない世界へ、本格的に入る謡の稽古の最初の曲が決まりました。「小袖曽我」、、、

もう4年前になりますが、和の心にて候で大変お世話になっている建築家の太田新之介さんに謡

を教えていただいていました。新之介さんは木の建築家で、神社仏閣や茶室を手掛ける上で、能

楽が必要であると感じられ、観世の関根家の方に学ばれ、舞台にも立たれています。僕は、

新之介さんから「吉野天人」「羽衣」を教えていただきました。その当時はまだ謡の声の出し方がな

かなかわからずいましたが、少しずつ声の出かたが変わってきました。また同時に能楽への興味

は深くなり、今回、有り難いご縁があり、学ばせていただくことになりました。ここに繋がるまでに

新之介さんには本当に視野を広げ本質に気付くきっかけを沢山いただいています。そして、地球

交響曲第六番でお会いしてから、沢山のご縁をいただいている雲龍さん、、、様々な方々のおかげ

で、能楽に繋がった今があることを深く実感しています。この今をありがとうございます、、、

さて、「小袖曽我」ですが、この曲にと、決めてくださったのは先生で、少しこの曲について説明をし

てくださりました

〜日本三大仇討ちの一つである曽我兄弟の物語で、箱根神社の末社にお祀りされています〜

この時、ピン ときました。昨年、初めて詣でた早朝の箱根神社、、、初めてその地で石笛を吹か

せていただいたのが、この曲の主人公である実在の人物・曽我兄弟がお祀りされている曽我神社

でした。その時から何かが始まっていたのでしょうか。七夕の日に稽古があり、翌日いてもたっても

いられなくて、再び箱根神社に、、、先月伺って、再びご縁をいただき、しかも三度目にて初めて快

晴。それまでは雨が晴れにという天の気でした。早朝、箱根山から輝く朝日を拝み、富士山にも手

を合わせ、芦ノ湖に、、、本当に幻想的な光景でした。このことについては長くなるので、またあら

ためて書きます。

朝7時すぎの箱根神社は本当に美しく、清らかでした。エネルギーあふれる木々、、、そこにはまさ

に今、新たにその羽根を広げ飛び立とうとしている蝉が、、、まるで翡翠のような美しさで、発光し

ているようでした。自然界では少しずつ夏の準備が始まっていました。

曽我神社では、祝詞と般若心経を奏上させていただき、現状のご報告と感謝とをお伝えし、曽我

兄弟の御霊の平安をお祈りいたしました。あたたかな朝日が真っ直ぐに背中に当たり、お宮に僕

の影が映りました。優しい光が、そっと背中を押してくださっているように感じました、、、精進の道

を真っ直ぐ歩んでいくことを誓いました。その後、用事があったので、下田方面に車を走らせ、向

かっていると、河津八幡神社があり、なんとそこは曽我兄弟にご縁の深い地でありました。予想も

しないお導きに感謝し、ディジュリドゥ、先月、白濱で授かった石笛の音を御奉納させていただきま

した。先月、伊豆半島に伺い、伊豆の地とはご縁が深いということをここに書かせていただきまし

たが、本当になんと言ったらいいかわかりませんが、ただただご縁という不可思議なものに感謝

し、謹んで今の生をまっとうさせていただくために、懸命に歩んでいきたいと思います。

能の世界に何故これほど惹かれるのかわかりませんが、ディジュリドゥを吹いている時と同じよう

な、心の安らぎと何かまったく未知のものではないという不思議な一体感を感じています。

長い長い旅を一歩一歩、、、                                                                     KNOB拝 

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          2010年7月7日

七夕の日に

 

 

10月3日に東京の西新井大師の光明殿にて行わせていただく、江戸の浮世絵師・葛飾北斎生誕

250年記念コンサートのフライヤーデザインが完成致しました。

デザインをしてくれたのは、もちろん尊敬する画家・馬場敬一さんです。

北斎さんの晩年の肉筆画[弘法大師修法図]は遺存の作品としては最大級のものです。この弘法

大師修法図の世界をCD[観音]で音で表現してから5年の月日が経ちました。いつか 作品を収蔵

されている西新井大師にてこの弘法大師修法図の前で音を紡がせていただきたいと夢を見てきま

したが、今年2010年北斎生誕250年という記念の年に実現します。本当に嬉しくて嬉しくて、、、感

謝の想いしかありません。ご縁をいただいた西新井大師さまにはいろいろご協力いただいて、本

当にありがとうございます。

馬場くんがフライヤーで生み出してくれた世界は、僕の心の中にあったイメージそのものでした。

10月3日、この画に北斎さんの気配を感じながら、みんなで音を紡ぎ、時代を超え、響き合い、光

のような何かが生まれる、、、7月7日の今日、その想いが結ばれ、セッションが始まったような気が

しています。馬場くん。ありがとうございます。

次から次へと 名前を変え、作風を変え、自分自身に挑み続けた人間・葛飾北斎。10月3日 どう

ぞ天からセッションに参加しにいらしてください。僕たちも自分自身に挑み自身の頂上目指してい

きます。いったいどんな世界が生まれるのか、、、ご縁のあるみなさまに体感しにいらしていただ

けたら嬉しいです。                                    KNOB拝

***

江戸の浮世絵師・葛飾北斎生誕250年

記念コンサート

2010年10月3日(日)  開場 16:30  開演 17:00  終演予定 18:30

会場 西新井大師・光明殿

出演           KNOB     ディジュリドゥ・石笛

                  BUN     カリンバ・インディアンフルート

         小林太郎   和太鼓

                  TEIJU        シタール

                  瀬川UKO   タブラ

                  岡山守治   口琴・ホーメイ

         BOMB・TOMMY  笛

入場無料      

お問い合わせはKNOBオフィス29までお願いします。

メール  tennen-kudoboku.knob-office29@ezweb.ne.jp

FAX    03-3454-0946

電話   080-5002-6298

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          2010年7月6日

浄土の地

   

    

   

 

昨晩、奥州平泉の地から東京に戻りました。3日の衣川での雲龍さん、森美紀子さんとのコンサー

トは、東京や名古屋からも、そして、地元の方々にも多くいらしていただき、本当に無事に行うこと

が出来ました。というのも、演奏会の始まりに、日本からエコロジーと平和を世界に発信する会の

代表の瀧澤雅子さんからのご挨拶、そして、今回の会のきっかけともなっている平泉で菓子工房を

されている吉野家の吉野雅之さんとみなさまで会の心柱となっている「中尊寺供養願文」を唱和を

行い、そして、あらためて音で場を清めるために天河の五十鈴を鳴らしはじめると、、、天もゴロゴ

ロと鳴り始めたそうです。僕は鈴の音に集中していたので、その時には気付きませんでしたが、演

奏会終了後、いらしてくださった方々に言われて初めてそうだったんだと、、、いらしてくださったみ

なさま、今回のことに尽力くださった地元のみなさま、大地にしっかりと根を張り立つ木々、鳥や様

々な生命、、、あの場にあったすべてに、雲龍さん、森美紀子さんとともに音を紡がせていただきま

した。その最中も空では、雷がゴロゴロと低音の神なるバイブレーションが響いていました。そし

て、無事にすべてが終了すると、そのタイミングを待っていてくれたかのように、空からは滝のよう

な凄まじい雨、、、僕は目には見えない大いなる力に、そっと手を合わせました。

その晩は衣川のロッジに雲龍さんと宿泊していたのですが、朝方3時すぎくらいでしょうか。ロッジ

の二階の壁の外からトントントントントントンと叩く音が、キツツキだったのでしょうか。その後何度

かトントントントン、、、とあった後、ドーンと下から強い衝撃が、、、地震でした。たった一発、、、ま

るで整骨院でボキッとされたような、、、思わず背筋が伸びるような地震でした。

翌日は平泉観光協会の畠山さんが尽力くださり、中尊寺本堂、毛越寺本堂にて、雲龍さん、森

美紀子さんと御奉納をさせていただくことが出来ました。有り難いご縁でした。夕日に包まれる時間

に毛越寺にて音を御奉納をさせていただき、無事に終ったあと美しい庭園を拝見していて、なんと

も言えない幸せな気持ちに包まれました。目頭が熱くなりました。浄土という世界が目の前に拡が

っているようでした、、、

平泉に到着した時から、今まであまり味わったことのない安らかなバイブレーションを感じていまし

た。それは見た目の美しさというものではない、深く深く大地に刻まれその溢れるような平安な安ら

かな場の力が地上に滲み出ているというような、、、本当に本当にこの地は浄土の地でありまし

た。信じられないようなどこまでも無限に拡がっていくような平安な力を感じられました。日本にこん

な素晴らしい場所があるなんて、知りませんでした。藤原三代の方々の敵も味方もなく、生の種も

越えて、真の平和を願い祈る想いは大地に自然に人々に宿り、現実に現れているのを感じまし

た。この地は間違いなく世界遺産となるでしょう。そして、地球人の安らかな浄土、故郷となるでしょ

う。この地にご縁がいただけましたこと、本当に嬉しく思います。そして、今回お世話になったみなさ

ま、出会えたみなさまに心より感謝致します。ありがとうございました。

中尊寺、毛越寺で御奉納を終えた翌早朝、今度は長めの横に揺れるような地震がありました。そ

の後でした。宿泊していた部屋の天井を歩きまわる音が、、、かなり騒がしく歩きまわっていまし

た。ネズミ?座敷わらし???なんだろうと思ったら、窓のすぐ上からカラスが三羽飛び立っていき

ました。同時に天井の音はなくなりました。雲龍さんにお話したら、三羽、、、藤原三代だったりし

て?なんて、笑いながら話しました。

平泉ではとても濃厚で安らかな時間を過ごせました。そうそう、初めて自然の蛍も見ることが出来

ました。3日の演奏会の後の夜でしたが、ザアッと降った雨が上がり、蛍にとっては最高の条件だ

ったようで、何百、何千、何万、、、漆黒の暗闇に跳び回る蛍の光は、まるで宇宙に浮かんで流れ

星を見ているような、信じられないような自然のいのちの姿でした。本来の自然はこういう姿なんで

すね。この光景が自然がいつまでも残っていきますように、、、自然に対しての感謝と愛を僕が出

来る形で行っていきたいと強く感じました。まだまだまだまだ書き足りないし感謝しきれませんが、

またお伝え出来る機会に!この今をありがとうございます。           合掌。KNOB拝

***

今回のイベントの様子が平泉観光協会のホームページに紹介されています。

http://hiraizumi.or.jp/topics/data.php?id=413

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          2010年7月3日

奥州・平泉、、、中尊寺

   

  

 

昨日はお昼すぎに無事に平泉に到着し、まずは中尊寺にご挨拶に伺いました。素晴らしい天気の

中、金色堂以外(4日にまた伺う予定があるので)のお堂と白山神社を詣で、無事に到着でき、ご

縁がいただけましたことの感謝をお伝えしました。

中尊寺に流れる空気は、ドーンと太い柱が真っ直ぐに天に向かって安らかにあるというような雰囲

気で、ここにを浄土の地とし、心の平安を呼び起こすための場所にしたいという奥州藤原氏清衡公

の建立への揺るがない、そして、今もある想いを、感じられる特別な場所でした。戦争のない理想

郷を造りたいという趣旨の供養願文、、、1124年に金色堂を1126年には主要な堂塔を完成さ

せ、2年後には眠るように入滅し、遺体のまま、今も金色堂におられる清衡公、、、清らかな太陽に

清衡公の光のような想いが重なりました。本当にこの日本が世界が地球が平和な場となりますよう

に、、、ひとりひとりの心の中に平和が訪れますように、、、金色堂の先の白山神社にて大祓祝詞

を奏上させていただき、一瞬一瞬を正しき方向へと導いてくださるように祈願いたしました。すぐ向

かいには詫寂の現れとも言えるたたずまいの能舞台、、、何かが宿っているようで、思わず手を合

わせました。

駐車場へと向かう峯薬師堂で木に昇りコロコロコロコロと鳴く蛙と出会いました。モリアオガエルと

いう珍しい蛙さん。薬師如来のご真言〜オンコロコロマトウギセンダリソワカ〜と言おうとしていた

のかもしれません。その後、今回大変お世話になる菓子工房の吉野屋さんで雲龍さんやみなさん

と合流し、平泉観光協会へご挨拶に伺い、スタッフのみなさんと打ち合わせをし、平泉の地で〜む

すびの音ひらき〜をさせていただけることの意味を深く実感し有り難い気持ちでいっぱいになりま

した。

今日、いったいどんな音が響きが生まれるでしょうか。中尊寺落慶供養の願文の中の一文にはこ

んな願いがこめられています

     〜一音の鐘の音が、国家、民族、宗教、あらゆる世界を越え、生命の種さえも越え、どこ

     までも響いていきますように、、、〜

慎んで、音を紡がせていただきたいと思います。                    KNOB拝

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          2010年7月2日

メロウなバイブレーション

   

 

今は平泉に向かっている途中です。

4月に入ったころだったでしょうか。夜に雲龍さんから連絡があり、「日本からエコロジーと平和を世

界に発信する会」の発起人に、とのお願いをいただきました。メールで送っていただいた会につい

ての詳細の文章の中に、「中尊寺金色堂建立供養願文」という言葉があり、その時には、まだ僕は

供養願文についての知識がなく、雲龍さんには返事を一日待っていただいて、供養願文を調べて

読ませていただきました。藤原清衡公によって書かれた文章を読んだ時に、とってもメロウなバイ

ブレーションに包まれました。この感覚なんだったかなと思っていましたが、すんなり心に響き、喜

んで発起人のひとりに名を連ねさせていただきました。その日から、この優しい、穏やかなバイブ

レーションが何に似ていたのか思い出せなかったのですが、、、移動中の車で、久しぶりにボブ・

マーレーを聴きたくなってかけていて思いだしました。供養願文のメッセージから感じたのはボブの

音、響き、人物から感じたメロウなバイブレーションと同じ感覚でした。ここ数日はボブの音に包ま

れながら平泉での時間を過ごしてみたいと思います。

もうすぐ仙台ですが、東北道は緑が多く、風に揺られた木々がボブの音に踊っているように感じま

す。心配していた雨もまったくなく、優しい太陽に見守られながら、道中を楽しんでいます。

                                                   KNOB拝 

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          2010年7月1日(2)

多様な姿、、、美しさ

    

  

 

7月に入りましたが梅雨の真っ只中というようなジメッ〜〜〜とした陽気が続いています。が、、、こ

の季節に、一時、爽やかな気持ちにさせてくれるのが紫陽花(アジサイ)です。一口に紫陽花と言っ

ても、その種類はあまりに多く、その姿形の多様さに驚き感激しました。そして、本当に美しい。

過ぎ行く季節というものをダイレクトに感じる、それぞれの生命の舞、いのちの響き、、、そこから

は、飲食などから得るエネルギーとはまた別のパワフルなエネルギーをいただいているような気が

します。また同じように、人間も自らを懸命にそれぞれのいのちの響きをただ発することで、知らず

知らずの間に他の生命に影響を与えているのかもしれませんね。

先日行っていた伊豆の下田で可愛いらしいハートの形をした紫陽花がありました。紫陽花が発して

いる清らかで優しさに充ち溢れた愛が、どこまでも伝播していきますように、、、

                                                                                                               KNOB拝

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          2010年7月1日(1)

浅草にて

 

 

昨晩は浅草を拠点に活動をしている和太鼓奏者の小林太郎くんの演奏会にゲスト出演させていた

だきました。いらしてくださったみなさま、関係者のみなさま。ありがとうございました。

大祓の日に音を紡がせていただくのは初めてでしたが、浅草神社の横、仁王門を出てすぐの場

で、太郎くん、尺八の佃さん、口琴・ホーメイの岡山くんと行ったセッションは刺激的な時間でした。

音が複雑に絡み合い、不思議な倍音が生まれていました。改修工事の真っ只中の浅草寺、、、観

音さまに音は届いたでしょうか。今年も早、折り返しました。力強く残る2010年を駆け抜けていき

たいと思います。

そうそう、7月3日のフライヤーをみなさまにお配りしたのですが、それを見た尺八の佃さんが

          〜KNOBさん!衣川に行くんですか?僕のおばあちゃんが衣川に住んでいて、子供の頃か

     らよく行っていたところです〜

僕が伺う場所と本当に近い所に住まわれているようで、また面白いご縁です。佃さんのおばあちゃ

ま、お会い出来たりして、、、初めて伺う衣川ですが、またさらに楽しみになりました。

7月に入りましたね。まだもう少し梅雨が続きそうですが、気が早い蝉たちは、我が先にと土の中

から、這い出して、発声練習を初めているかもしれません。             KNOB拝

***

7月3日 むすひの音ひらき
むすびの音ひらき」によせて・・・

2009年、素晴らしい大自然と文化遺産に満ちた美しい東北の地と、その自然を守る心温かい地
元の方々と触れ合わせていただくうち「中尊寺金色堂建立供養願文」の存在を知りました。その内
容の深さ、人類として誇れる魂の美しさ、宇宙平和へも繋がる祈りの文面に深く感銘を受けまし
た。又、衣川の大森ホタルの会の方々とも出会う事ができました。
環境破壊が叫ばれて久しい昨今、美しい地球を守ろうと、慎ましくもたくましく活動されている方々
の姿に感動を新たに致しました。平和を世界に訴える街としては、日本は唯一の被爆国として、広
島、長崎があります。しかし「中尊寺金色堂供養願文」の祈りは世界に誇れる精神文化の象徴で
す。それを有する平泉、又、環境浄化を実践している奥州衣川の大森地区は、日本を代表して世
界に向けてエコロジーと平和を発信できる素晴らしい場である、と確信する次第です。
思いはあっても、エコロジーの実践になかなか結びつく事の難しい都会の人々と、心豊かに大自然
と共に生きる東北の方々とのふれあいを通し、人類の願いである美しい地球と平和を世界へと発
信する為、『むすびの音ひらき』を開催させていただきたいと思います。
人々の心の中に「中尊寺金色堂建立供養願文」が響き魂がむすばれて、これからの新しい時代が
開かれる為の一つの門出として、古より日本に伝わる音霊(おとだま)言霊(ことだま)をもってセレ
モニーにしたいと考えています。
ご縁ある皆様とご一緒に、素晴らしい「時」が共有できますよう願っております。どうぞよろしくお願
い申し上げます。
     日本からエコロジーと平和を世界に発信する会発起人、雲龍、森美紀子、瀧澤雅子、
                                       小向理恵子、KNOB

地球交響曲第七番が完成しロードショーを控える龍村仁監督から会へのメッセージを頂戴いたし
ました。龍村監督 ありがとうございます。
・・・・・
6月18日 むすびの音ひらき

かつてダライ・ラマ法王に「輪廻転生」とはなにかを問ねたことがありました。
法王のお答えはこうでした。
「もちろん、ひとりの偉大な人の魂が今生のひとりの人に転生する、と言うこともあります。しかし、
最も大切なことは、ひとつの魂が、同時に、多種多様な人々に転生するということがある、というこ
とです。」
なんと素敵なことでしょうか。
同じ想い、同じ気付き、同じ魂を抱いている多種多様な人々が、それぞれの個性や能力を存分に
発揮しながら互いに繋がり、現実の世界で何かを成し遂げた時真実の変革が起こる、と私は思っ
ています。
今日会場にお集まりの観客の皆様、出演者達、そしてこのイヴェントを陰で支えているスタッフの
魂がひとつに結ばれた時、危機に直面している地球(ガイヤ)の未来への希望が生まれてくる、と
私は確信しています。会の成功を心より祈っています。

                                     魂の友へ  龍村仁

***

むすびの音ひらき

2010年7月3日(土)  開場 15:30  開演 16:00

会場 衣川ふるさと自然塾(岩手県奥州市)

出演  雲龍 笛

     KNOB ディジュリドゥ

チケット 予約3000円 当日3500円

お申し込みお問い合わせは

日本からエコロジーと平和を世界に発信する会事務局瀧澤さんまで

お願いします

TEL 042−410−1280 または 080−5671−1280

メール tieschool@hotmail.com

主催 日本からエコロジーと平和を世界に発信する会

協力 矢崎木綿子(大森ホタルの会) 菓子工房吉野屋

後援 奥州市衣川ふるさと自然塾  平泉町


 

 

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          2010年6月29日

石之笛

 

僕は以前から伊豆にご縁があるのを感じていました。地球交響曲第六番の中で大島の三原山で

吹かせていただいたのもそうですし、和の心にて候での熱海moa美術館での二度のコンサート、そ

のご縁で、木之宮神社や伊豆山神社、、、沢山のご縁をいただいています。また今、僕が吹かせ

ていただいている勾玉の形をした石笛は伊豆半島の先端の海で授かりました。

そして、今回、伊豆ノ国最古の宮である白濱神社の前の海にて、石笛を授かりました。

今回のものは重さが2キロ近くある大きなものなのですが、勾玉の石笛と同様、孔はひとつで、今

回の白濱で授かった石笛も形状が勾玉のようです。

白濱神社の御祭神は伊古奈比当ス(いこなひめのみこと)を主祭神として、以下の4柱を相殿に祀

っています。三嶋大社の主祭神である三嶋大明神、女神で三嶋大明神の随神、見目(みめ)神と 

若宮(わかみや) 神、そして剣ノ御子(つるぎのみこ)神です。

三島大神(別名事代主神)は、2400年も昔に南の方から海を渡ってこの伊豆へやって来たそうで

す。伊豆でも特にこの白浜へ着かれたのは、その白砂の浜があまりにも美しかったからで、白浜

に着いた三島大神は、この地主であった富士山の神様に会って伊豆の土地を譲っていただいたと

いう話があります。また伊古奈比当ス(いこなひめのみこと)は伊豆の南に定住していた賀茂族の

姫神を后に迎えられ、伊豆の龍神などと共に島づくりをされたそうです。賀茂族、、、興味が尽きな

い氏族です。また、本殿の奥には古代の祭祀場である火達山祭祀跡があります。太古の時代か

ら、五穀豊穣、天下泰平を祈り願い、祭事がされてきたことと思います。その頃に、石の笛の音色

も奏されていたかもしれません。白濱神社の大神さまに 石笛を授かったことのご報告と御礼をお

伝えし、この伊豆半島が平和でありますように、、、と授かった白濱之石笛の音を御奉納させてい

ただきました。

明日は、半年の汚れ(気枯れ)を祓う大祓の儀が各地の神社で執り行なわれます。

明日、僕は浅草の地にて音を紡がせていただきます。半年の汚れを音で祓い、また新たな瑞々し

い思いで2010年を歩んでいきたいと思います。

明日、白濱之石笛の音を紡ぐかはわかりませんが、近くに置いて演奏会にのぞみたいと思いま

す。                                                                                                   KNOB拝

***

超絶技巧和太鼓ライブ 

「民の波動」

2010年6月30日(水)  開場 18:30  開演19:00

会場 浅草二天門前 アミューズミュージアム 二天門シアター

出演  小林太郎 (和太鼓)

ゲスト 佃康史 (尺八・篠笛)

特別ゲスト  KNOB (ディジュリドゥ) 

                  岡山守治 (口琴・ホーメイ)

入場料 予約1500円  当日2000円 (ワンドリンク・抽選によりお土産付き)

ご予約お問い合せはアミューズミュージアムhttp://www.amusemuseum.com/

お問い合せフォームから または電話03-5806-1181(10:00〜18:00)へお願いします。

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          2010年6月28日

 龍、、、

    

 

先日は、約一年前に参拝し、8月15日に行った上映会の無事を祈願した箱根神社に、無事に行

えたことの御礼をお伝えさせていただくために詣でていました。一年前は早朝に滝のような雨の

中、参拝し、終える頃には雨は止み雲間から日差しが射してきました。先日もやはり雨、、、が参

拝を終える頃にはやはり雨が上がりました。しかも、、、今回は、、、九頭龍神社で祝詞を奏上した

時に、フゥヒュー--と凄い風が一吹きました、、、神風とはあのような風かもしれません。

最近本当に思うんですが、、、神さまって間違いなくおられますね。僕は見えたりはしないのです

が、感じます。しかも、最近は日常の中でも、、、何か僕たちが当たり前に過ごすのと同時に、神な

る仏なる世界があって、あちらからは包みこむように、僕たち人間やあらゆる生命をきちんと見てく

れている、、、見ていないのはこちら側なんだなって、、、ただ僕はスピリチュアルやニューエイジの

ような知識や情報、、、何かそういうフワフワした感覚ではなく、もっともっと人間、生命みなが必ず

自らの中に持つ力強く、しっかりと根を深く張り、今を生きながら、存在し開いていく霊性。それが

誰にでも、自分の中に、感じる時代だと感じます。本当にそう感じます。選ばれたリーダーなんてい

らない。みんなひとりひとりが、かけがえのない選ばれたものであるのだと思い出す時です。

箱根神社の後に、行った浄蓮の滝。雨が降ったこともありますが、水量も多く、畏れを抱くような圧

倒的な力強さで存在していました。過去の修験者たちは、天城を越え、山を昇り、この地で命がけ

で修行をしていたのかもしれません。本当に自然は、おおいなる霊性がそのままにまっ裸で在りま

す。言葉を超えて何かを伝えてくれます、、、またこの日の朝は、雨で雲が真っ白で、でもその白の

中、はっきりと富士山が見えました。思わす、手を合わせました。日本人だなってあらためて感じま

した。そして、北斎が書いたような富士を超えていく龍が心の映像にはっきりと映りました。

まだまだ書ききれないくらい、いろいろなことがありすぎた伊豆半島での一日でした。

                                                                                                                KNOB拝

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          2010年6月26日

小さな変化

 

 

昨日は男之茶のお稽古でした。

現代の普通の生活の中では、なかなか非日常にも思えていた茶の湯の世界が、より自然に体や

心が馴染んで動き、日常に思えるようになっているのを感じています。

僕は特に濃茶が好きで、お茶について、何もわからない時に茶事を実際に体験し、最も感激した

のが、この濃茶でした。能のシテ方のように舞うように四方を清め、火、水のエネルギーを融合し、

沢山の葉のいのちをいただく、それをひとつの器でご縁があり、場を分かち合う方々とまわし飲

み、いただく、、、この濃茶のお稽古をしていただいているとあの時の感動と衝撃が甦ります。一時

のものではなく、一生続けて精進することができる、ワクワクする世界に出会えたことに心から感

謝します。

4月に植えた蓮もどんどん葉を開いてきています。泥の中から咲く花に出会えるのはいつ頃になる

でしょうか?オンマニペメフム、、、                                                   合掌。KNOB拝 

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          2010年6月24日

能楽師・関根祥人さん

 

シテ方観世流能楽師である関根祥人さんが50歳という若さでご逝去されました。

関根祥六さんの長男であり、26世宗家・観世清和さんに師事され、これからの能楽界をリードして

いかれる方でありました。

僕は2008年に熱海のMOA美術館の能楽堂でのコンサートの前に、能楽堂で、関根祥人さんの羽

衣を拝見させていただき、本当に感激したのを覚えています。その時に書いた文章です。

     〜目の前で繰り広げられた羽衣は、、、本当に本当に凄かった。今まで観た能が比べ物

     にならないくらい感動した。  特にシテ(天人)が漁師の白龍から衣を返してもらい、衣を着

     け「駿河舞」として伝えられる舞を舞いながら、月世界の宮殿の様子を語り、春の三保の

     浦の景色を讃える場面、、、舞台には、羽衣を着けた天人が動かず止まっている。 それ

     が、僕には、いやきっとみなさんそう感じたことだろう、天人が、音もなく空へと浮かんでい

     った情景が見えた。   まるで、真っ青な空に、鳶や鷹がその大きな羽を広げ上昇気流に

     乗り天空をゆったりと静かに飛ぶような、、、天人は天空を自在に翔んでいた、そして宇宙

     にまで翔んでいった、、、 天空で天人が舞うから、あの動きなんだと思うような、いやそん

     な冷静さを失う、  本当に空で舞う天人を観てしまったという畏れを感じるような時間だっ

     た、、、そして仕舞も舞われた関根祥六さんの人生、心、魂すべてが凝縮されたような舞

     いに心を打たれた。

     天人をされたのは、関根祥人さん。本当に感動の舞台だった。  あまりに凄くて、もう二度

     と羽衣は観たくない、そんなふうに思える一生、僕の心に残る魂の舞いだった、、、〜

これから、能楽を一から学ばせていただくという時の突然の悲報でした。

関根祥人さんのご冥福を心から深く深くお祈り申し上げます。

                                        合掌     KNOB拝

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          2010年6月23日

あたたかなJAZZ

 

昨晩は友人の紹介で出会ったJAZZシンガーの加納洋さんのコンサートに伺ってきました。

洋さんは今から数十年前に単身アメリカに渡り、それ以降、アメリカを拠点に活動されてきた日本

人JAZZシンガーの草分け的な方です。そして、初めてお会いした時には僕はまったくわからなか

ったのですが、洋さんは全く目が見えない方です。昨日の公演もまったくそんなことは感じさせな

いし、明るく健やか。ゲストに若いパーカッションの方を招いてセッションを行った時、

〜実は、彼も目が見えないんですが、いつから?25です(パーカッションの方)いやいや年齢じゃ

なく、いつから見えないんだっけ?あっ10歳の時からです(パーカッションの方)そっか。ま、見えて

も見えなくても、たいした問題じゃありません。大切なのは見た目です〜

会場中が大笑い。洋さん、4キロ痩せたとは見えない(笑)お姿で、、、本当に洋さんのピアノ、ボー

カルはもちろんトークが最高でした。よく笑いました(笑)

昨日はなんと、入場料がワンコイン500円のコンサート。

〜今日はなんと言っても500円ですからね(笑)予算の関係で、普段一緒にやっているドラムとベ

ースを呼べませんでした。500円なんですから(笑)みなさんもボォッ-と見ているだけではいけませ

ん。働きましょう!〜

と手拍子を促します。会場中が拍手のリズム。うまかったなぁ。ナットキングコールさんのスマイル、

坂本九さんの見上げてごらん夜の星を、のメドレーはジーンときました。

〜見上げてごらん、夜の星を、小さな星の、小さな光が、ささやかな幸せを歌ってる、、、〜

加納洋さんという人間から生まれてくる音、声、リズム、ユーモア。全盲だったから経験できたんだ

と言うように、さらっと明るく笑いと共に伝えてくださること、、、障害とは、欠点などではなくひとつの

個性であるんだと、その生き方で音楽で感じさせてくださる洋さん。本当に素敵な方だなって感じま

した。

会場の上はお年寄りの方々のデーサービスの施設になっていて、車椅子のおばあちゃまもおられ

ました。100歳になられるというおばあちゃま。洋さん恒例というプレゼントコーナーでTシャツが当

たり、喜ばれその後も踊るようにリズムを刻んでおられました。とてもあたたかな心地よく、力強い

加納洋のJAZZの世界に浸れた夜でした。洋さん。ありがとうございました。                 KNOB拝

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          2010年6月22日

むすひの音ひらき

  

 

7月3日には奥州・平泉の地にて雲龍さんと音ひらきをさせていただきます。

今回、僕は初めて平泉に伺います。今回は[ほたると星空の夕べ]ということで、衣川のふるさと自

然塾にて自然の息吹を感じながら、音を紡がせていただきたいと思っていますが、今回の公演に

あたり、「中尊寺金色堂建立供養願文」という存在を知りました。この文書の中に残された藤原

清衡(きよひら)公の心が想いが、僕には真直ぐに伝わってきて、理想な世の中へと想いを馳せ、

理想郷を極楽浄土の世界を造りたいという願いに共鳴しました。

僕も「日本からエコロジーと平和を世界に発信する会」発起人の中に名を連ねさせていただきまし

た。平泉の地でみなさまとすべてのいのちと響き合うことができますように、、、

どうぞ 宜しくお願い致します。
                                                                          KNOB拝

・・・・・

7月3日 むすひの音ひらき
むすびの音ひらき」によせて・・・

2009年、素晴らしい大自然と文化遺産に満ちた美しい東北の地と、その自然を守る心温かい地
元の方々と触れ合わせていただくうち「中尊寺金色堂建立供養願文」の存在を知りました。その内
容の深さ、人類として誇れる魂の美しさ、宇宙平和へも繋がる祈りの文面に深く感銘を受けまし
た。又、衣川の大森ホタルの会の方々とも出会う事ができました。
環境破壊が叫ばれて久しい昨今、美しい地球を守ろうと、慎ましくもたくましく活動されている方々
の姿に感動を新たに致しました。平和を世界に訴える街としては、日本は唯一の被爆国として、広
島、長崎があります。しかし「中尊寺金色堂供養願文」の祈りは世界に誇れる精神文化の象徴で
す。それを有する平泉、又、環境浄化を実践している奥州衣川の大森地区は、日本を代表して世
界に向けてエコロジーと平和を発信できる素晴らしい場である、と確信する次第です。
思いはあっても、エコロジーの実践になかなか結びつく事の難しい都会の人々と、心豊かに大自然
と共に生きる東北の方々とのふれあいを通し、人類の願いである美しい地球と平和を世界へと発
信する為、『むすびの音ひらき』を開催させていただきたいと思います。
人々の心の中に「中尊寺金色堂建立供養願文」が響き魂がむすばれて、これからの新しい時代が
開かれる為の一つの門出として、古より日本に伝わる音霊(おとだま)言霊(ことだま)をもってセレ
モニーにしたいと考えています。
ご縁ある皆様とご一緒に、素晴らしい「時」が共有できますよう願っております。どうぞよろしくお願
い申し上げます。
     日本からエコロジーと平和を世界に発信する会発起人、雲龍、森美紀子、瀧澤雅子、
                                       小向理恵子、KNOB

地球交響曲第七番が完成しロードショーを控える龍村仁監督から会へのメッセージを頂戴いたし
ました。龍村監督 ありがとうございます。
・・・・・
6月18日 むすびの音ひらき

かつてダライ・ラマ法王に「輪廻転生」とはなにかを問ねたことがありました。
法王のお答えはこうでした。
「もちろん、ひとりの偉大な人の魂が今生のひとりの人に転生する、と言うこともあります。しかし、
最も大切なことは、ひとつの魂が、同時に、多種多様な人々に転生するということがある、というこ
とです。」
なんと素敵なことでしょうか。
同じ想い、同じ気付き、同じ魂を抱いている多種多様な人々が、それぞれの個性や能力を存分に
発揮しながら互いに繋がり、現実の世界で何かを成し遂げた時真実の変革が起こる、と私は思っ
ています。
今日会場にお集まりの観客の皆様、出演者達、そしてこのイヴェントを陰で支えているスタッフの
魂がひとつに結ばれた時、危機に直面している地球(ガイヤ)の未来への希望が生まれてくる、と
私は確信しています。会の成功を心より祈っています。

                                     魂の友へ  龍村仁

***

むすびの音ひらき

2010年7月3日(土)  開場 15:30  開演 16:00

会場 衣川ふるさと自然塾(岩手県奥州市)

出演  雲龍 笛

     KNOB ディジュリドゥ

チケット 予約3000円 当日3500円

お申し込みお問い合わせは

日本からエコロジーと平和を世界に発信する会事務局瀧澤さんまで

お願いします

TEL 042−410−1280 または 080−5671−1280

メール tieschool@hotmail.com

主催 日本からエコロジーと平和を世界に発信する会

協力 矢崎木綿子(大森ホタルの会) 菓子工房吉野屋

後援 奥州市衣川ふるさと自然塾  平泉町

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          2010年6月21日

夏至の日に

 

昨日の密蔵院での演奏会「密音2」を無事に行うことが出来ました。沢山の方々にご来場いただ

き、心から感謝いたします。ありがとうございました。

まつるの二人、密蔵院和尚さまたちによる声明に続いて、ナーダ・ディライトでさせていただきまし

た。昨日は、空海(弘法大師)の世界を表現してみました。唐に渡った空海や室戸岬で、虚空蔵菩

薩のご真言を100万回唱えるという修行をされていた時、明星が口の中に飛び込んできたという

話しなど、岡山くんの口上、語りを盛り込みながら、それも響きとして行わせていただきました。初

めての挑戦でしたが、また新たな世界を感じるようなナーダの世界であったような気がしています。

日本の楽器がひとつもない中で、日本の偉大な聖者を感じながら、日本人として、お寺の本堂で紡

ぐ音は和というものをしっくりと感じられる響きでした。みなさまにはどのように響いていたのでしょう

か。

また演奏会終了後もあたたかな打ち上げ会を開いてくださった密蔵院のみなさま。名取和尚さま、

奥さま。本当にお世話になりました。ありがとうございました。楽しい楽しい幸せな時間でした。

今日は夏至ですね。この写真は6月12日、天河に着く前に伺った大神神社での三輪山御来光の写

真です。一年で一番、光を感じる夏至の日に、キラキラと太陽のようなエネルギーを放ち輝くみなさ

んと過ごせた日と一夜、、、よく飲み、よく笑い、、、人間っていいなと感じた密蔵院での時間でし

た。本当にありがとうございました。                                   合掌。KNOB拝

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          2010年6月19日

繋がる世界〜密音〜

 

 

明日は Nada-Delightのコンサートです。

歓喜の音がテーマのユニットグループで、ひとりひとりの響きが歓喜に繋がる架け橋となればとの

想いがあります。またナーダのコンサートのフライヤーのデザインをしてくれているのが 画家の

馬場敬一くんです。今回のデザインのペースになっているのが 五鈷杵という法具で密蔵院にある

五鈷杵の写真を撮影させていただいたものを 馬場くんに送り、それをもとにデザインをしてもらっ

たのですが、馬場くんが製作のやりとりを こんなふうにプログに書いてくれています。

     〜今回もNada-Dilightライブのフライヤーをデザインさせていただきました。KNOBさんのア

     イデアで、密蔵院が所蔵する法具・五鈷杵(ごこじょ)をモチーフにデザインしました。

     五鈷杵は東西南北の四方と、その中心に在る自分を表します。すなわち、己の中の世

     界、宇宙を表しているようです。僕はデザインの過程で、ある閃きによって、この五鈷杵

     (ごこじょ)に回転運動を与えました。己の中の世界が回転運動を起こし、エネルギーが生

     まれ、円形の軌道が音になって宇宙を築く、そんなイメージです。その結果十字になった

     のですが、後で知ったのですが、これは密教の世界に既に存在する形でした。

     五鈷杵を十字にしたものは、羯磨(かつま)といわれ、宇宙全体であり、煩悩を打ち破る象

     徴であり、又、平和をも象徴するそうです。これを知った時は驚きました。僕の直感が、既

     に在る答えにしっかりと辿り着いてしまいました。

     創作活動をしていると、たびたび決定的な答えが降りて来ます。普遍性を有した答えを導

     きだす能力を、創作活動を通して、いつの間にか身に付けた様です。

     不思議な事だけど、僕は絵を描いたりデザインをする事によって、宇宙と繋がる事が出来

     るのだと思います。こういう事が、時空を超えて人間存在が繋がっている事を証明してい

     るのだと思います。ちなみに、僕は体系としてスピリチュアルな事を語るのに抵抗がある

     し、何に対しても型に反発したくなる性分なので、目を閉じて瞑想したりという事は一切しま

     せん。とはいえ、僕にとっての創作活動は、瞑想や祈りの状態にかなり近いのだろうと思

     います。

     Nada-Dilightの音には、大地を深く掘り下げ、同時に天空まで響く様な、そんな宇宙全体を

     音にして表す様な力があると思います。〜

密蔵院は 真言宗の豊山派で 10月に葛飾北斎の生誕250年の記念コンサートを行わせていただ

く西新井大師も真言宗豊山派です。先日、打ち合わせに行った西新井大師の本堂の前に大きな

灯籠があり そこには十字になった三鈷杵が、、、馬場くんが、五鈷杵をクロスさせ回転させてくれ

た デザインと同じものでした。驚きと嬉しさで、すぐに馬場くんに連絡をしました。こういう 繋がり

がどこからうまれてくるのかわかりませんが、きっとすべては繋がっているのでしょう。

僕たちは 音 馬場くんは 絵やデザインで 宇宙やそこにある本質と繋がる、、、

明日、密蔵院にある響き 音に繋がることができますように、、、いらしていただけるひとりひとりの

方々と響き合い 二度とない場をわかち合うことができますように、、、       KNOB拝

***

ナーダディライト

密音2

2010年6月20日(日)  開場 15:30  開演 16:00

会場 真言宗 豊山派 もっとい不動 密蔵院

出演  ナーダ・ディライト

          KNOB      ディジュリドゥ

               BUN      カリンバ

               TEIJU       シタール

               瀬川UKO   タブラ

               岡山守治   口琴・ホーメイ

ゲスト  まつる&密蔵院住職(声明)

チケット 前売り 2000円  当日 2500円

予約は KNOBオフィス29で受け付けています。

ライブ開催日、お名前、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)

ご希望人数を明記の上 EメールかFAXでお申し込みください。

受付完了後、当方より確認のご連絡をさせていただきます。

電話でも受け付けていますので、お申し込みの際に上記の旨を

お伝えください。

メール  tennen-kudoboku.knob-office29@ezweb.ne.jp

FAX    03-3454-0946

電話   080-5002-6298

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          2010年6月18日

密音

 

昨年、ご縁をいただき、江戸川にある真言宗豊山派のお寺である密蔵院にて、ナーダ・ディライト

の演奏会[密音]を行わせていただきました。こちらの本堂には真っ赤な不動明王さまがおられま

す。今回、あさっての僕たちは空海の世界を唐の時代の風を感じながら行わせていただきたいと

思っています。

今やナーダのライブの名物ともなっている ホーメイの岡山守治くんの鬼の叫びとも言える声。

僕はこれはある意味で、邪気を退散させるような世界に感じています。他にあのような表現をする

人物を僕は知りません。彼の声は、歌舞伎の睨み、そして不動明王さまの睨みに共通するような

世界です。そこに BUNさんカリンバやTEIJUさんのシタールの清らかな響きに、瀬川くんの生命の

鼓動のような圧倒的なタブラのリズム、、、、、、様々なものが渾然一体となっている世界がナー

ダ・ディライトの世界です。

ナーダの音源はありませんか?との沢山の声をいただきましたので、今回は急遽、当日限定で前

回の密蔵院でのナーダ・ディライトのCDを販売させていただくことになりました。僕たちのサインが

入っただけのシンプルなものなので、1000円で販売させていただきますが、50分におよぶ聴きごた

えのあるものです。

そして、今回も今までにはない要素も折り込みながら、5人で音を紡いでいきたいと思っています。

岡山くんの睨みはいつ登場するでしょうか。必見です。

夏至の前日である20日というのも意味を感じます。一年で一番、光が強い夏至に向かって、再生

の光を感じながら、、、みなさまとお会い出来ますことを楽しみにしています。

                                                                                                              KNOB拝

***

ナーダディライト

密音2

2010年6月20日(日)  開場 15:30  開演 16:00

会場 真言宗 豊山派 もっとい不動 密蔵院

出演  ナーダ・ディライト

          KNOB      ディジュリドゥ

               BUN      カリンバ

               TEIJU       シタール

               瀬川UKO   タブラ

               岡山守治   口琴・ホーメイ

ゲスト  まつる&密蔵院住職(声明)

チケット 前売り 2000円  当日 2500円

予約は KNOBオフィス29で受け付けています。

ライブ開催日、お名前、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)

ご希望人数を明記の上 EメールかFAXでお申し込みください。

受付完了後、当方より確認のご連絡をさせていただきます。

電話でも受け付けていますので、お申し込みの際に上記の旨を

お伝えください。

メール  tennen-kudoboku.knob-office29@ezweb.ne.jp

FAX    03-3454-0946

電話   080-5002-6298

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          2010年6月16日

明日香へ、、、神仏

   

    

 

天河での御奉納の後は、HIROさんやみなさんと別れ明日香へと移動しました。ちょうど同じ時期

に吉野で演奏があった雲龍さんと合流しました。雲龍さんとは9月27日に吉野の吉水神社・後醍

醐天皇の玉坐の間にて演奏会が予定されているのですが、その後に明日香へご縁が繋がりそう

でしたので、14日朝、明日香の岡寺にご挨拶に伺いました。

岡寺は日本初の厄除けのお寺です。今回は打ち合わせで伺ったのですが、ご縁をいただき、本堂

の観音さまに音を聴いていただくことができました。穏やかで包みこんでくださるような観音さまの

バイブレーション、、、呼吸をしているのかわからないほどの静寂が僕の中にありました。

その後、現在、岡寺のお尚さまが長谷寺におられるということで、長谷寺に伺い、お話をさせてい

ただきました。いつか、長谷寺の観音さまに、御奉納させていただく機会があるかもしれません。

昨年10月にこの長谷寺に初めて詣でて、大きな十一面観音さまを見上げながら御足に触れ祈り

をお伝えしました。今回も様々な人々の願いと祈りとで、玉石のように光輝く御足に触らせていただ

きました。そして、またこの地にいただいたご縁に感謝いたしました。

その後、雲龍さんたちと別れ、東京へと帰る道に、、、途中、瀧蔵(たきくら)神社というお宮があり

ました。初めて通る道でのこんなお宮との出会いにワクワクしていまい、参拝させていただくこと

に。しばらく山を上り駐車場に到着し、神社の縁起を見てみると、、、

〜瀧蔵神社は川上瀧蔵明神あるいは瀧蔵権現とも呼ばれる。滝倉の西南、標高430メートルの山

上に鎮座する旧指定村社で国史見在社。古来、輿喜天神とともに長谷寺を守護する地主神として

古くから崇拝され、長谷寺・奥の院の由縁で、長谷八郷の総鎮守として、飛鳥時代(五〜六世紀)

「瀧藏権現この地に座す」と文献に見える、、、〜とありそして、〜長谷寺の奥の院と称し、古来よ

り信仰深き神社にて長谷寺へお詣りしても当社へ参詣しなければ御利益は半減すると伝えられ

「今昔物語」巻十九に平安時代当時の滝倉明神の社殿その他長谷寺との関係が具体的に書かれ

ている〜とありました。

まったく知らなかったのでただただご縁を有り難く感じ、お宮で祝詞を奏上し石笛の音を御奉納さ

せていただきました。雲間から太陽が清らかに光をくださりました。本当に神や仏、、、説明できな

いような、人知を超えた世界があることを強く実感し、あらためて確認するような、、、本来人間は

いつでも、おおいなるエネルギーと繋がっているものなんだと深く感じました。

昨年、長谷寺に初めて詣でたのは、江戸川にある真言宗・豊山派の密蔵院でのコンサートの前で

した。長谷寺は真言宗・豊山派の大本山です。今週末にまた密蔵院でのコンサートです。観音さま

のお導きでしょうか。人間の-からだ-のからは、からっぽのからが語源であるそうです。おおいなる

無限のエネルギーが僕というからっぽの空洞を通して、この世界にご縁のある方々に伝播してい

きますように、、、僕はただの通り道。だからこそ、清めていなければならない。HIROさんとのスウ

ェットロッジを体験し、翌早朝、天ノ川で禊ぎをしあらためて、禊ぐことの大切さと、その重要性と効

果を痛感しました。すべては脈々と繋がっているんですね。

20日の密蔵院での密音がすでに僕の中に響いています。          合掌。KNOB拝

***

ナーダディライト

密音2

2010年6月20日(日)  開場 15:30  開演 16:00

会場 真言宗 豊山派 もっとい不動 密蔵院

出演  ナーダ・ディライト

          KNOB      ディジュリドゥ

               BUN      カリンバ

               TEIJU       シタール

               瀬川UKO   タブラ

               岡山守治   口琴・ホーメイ

ゲスト  まつる&密蔵院住職(声明)

チケット 前売り 2000円  当日 2500円

予約は KNOBオフィス29で受け付けています。

ライブ開催日、お名前、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)

ご希望人数を明記の上 EメールかFAXでお申し込みください。

受付完了後、当方より確認のご連絡をさせていただきます。

電話でも受け付けていますので、お申し込みの際に上記の旨を

お伝えください。

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          2010年6月15日(2)

祈りのむすひ〜天河にて〜

  

   

 

12日早朝、天河へと向かう車の中で僕は一年前のことを思い出していました。 夏至も過ぎた6月25

日深夜、マイケルジャクソンが亡くなった日でした。 仕事で伊勢へと向かうために東名を走ってい

ました。 今回、天河でご一緒したHIROさんはちょうどその時ネイティブインディアンであるラコタ族

のご神事である サンダンスに参加し4日間飲まず食わずで行うという命がけの祈りの儀式を行っ

ていました。 早朝に到着した伊勢神宮にて僕はHIROさんの無事とマイケルのご冥福を祈り まし

た。 

2009年でHIROさんがラコタ族の正式な儀式に参加され10年、このサンダンスが 無事に終了すれ

ば、 日本の地にてラコタの儀式を司ることのできるお役目がHIROさんに与えられると のことでし

た。 そして、無事に終えられ帰国され、お会いした時にHIROさんから様々な話を伺いました。 若

いころボクシングをされ、肉体敵・精神的にもボロボロになり、その時に支え となり、救いとなり生

きる指針となったのがラコタ族の教え、精神であったこと、、、 また 日本人として日本の地でラコ

タの儀式を祈りを行なわせていただきたいのは日本の古代から先人たちが祈り守られてきた聖地

や神社。 そういう場所で行わせていただくために自らの身を清めるという意味でも僕は若いころに

入れた多くの入れ墨をすべてとりましたと、、、 その痛みは想像すらできません。 HIROさんという

人間が日々、ラコタの教えをそのままに真直ぐに生き鍛錬し精 神を鍛えていくことは、 空海や役

行者などの修験者たちが、命がけで 神に仏の御心に近づくために体感するために生涯行ってこ

られたことに重なりました。 僕は、HIROさんが日本でスウェットロッジという儀式を行うのにぴったり

な場は天河だと直感しました。 

2008年の天河神社20年遷宮の大祭の時に奉納させていただいた「天宮おおいちょ う」でお世話に

なった天河との繋がりが深い上條さんのご協力を得て天河の大神さま、宮司さまにお導きをご縁

をいただき、建て直される前の天河神社の御用材で造られた禊殿の前の場所にて行えることにな

ったのでした。 

日本の伝統的な禊ぎ、ラコタの心身を清めるスウェットロッジ。 形は違えど同じ道を感じるぴったり

な場所で行わせていただくことが出来ま した。 雨天の場合は中止という予定で、それもおおいな

る力のお導きと感じていましたが、 天気予報は日が近づくにつれ変わって行き、雨の予想であっ

た12日、輝く太陽の元でHIROさんはじめ関係者で一から儀式を行うための準備が始まりました、、

、この準備のひとつひとつ、そして初めて実際に体感したスウェトロッジという儀式を今すぐここに

すべて記すことは難しいことです。 僕にとってはとてもとても深いものであったからです。 これは 

来月直接お伝えできるような機会を設けたいと思っています。 

雪堂美術館でKNOBの会[無孔庵]を始めたいと考えていたので、それに合わせてお伝えできるの

がいいのかなと感じています。 普通のライブとは別の演奏だけではなく今感じていること大切に思

っていることなどを大勢ではなくなるべく小規模で分かち合えるような会をと考えています。 

それにしても2008年の天河での体験に続き今回HIROさんと行わせていただいた〜祈りのむすひ

〜はとても重要な分岐点となりました。柿坂宮司さまも HIROさんの儀式、ネイティブの精神を心か

ら理解され歓迎してくださっていました。 天河の地でHIROさんや参加されたひとりひとりの祈りが、

日本の神とラコタの神をむすんでいったのだと感じられた時間でした。 すべての行事を終え、柿坂

宮司さまがこのような言葉をくださりました。 

     〜私も世界のネイティブの精神こそが大切であると現地におもむき学んできまし た。本当

     に素晴しい教えであります。そして今から数十年前、いわゆるヒッピーと言われる若者たち

     が世界を旅をしながら新たな精神世界を築いていきました。 その時代も終わり、音という

     ものが重要だという時代が始まりました。 これからが今が、まさに始まりの時であります。

     今日聴かせていただいたお二人の祈りの音 響きを大切に、これからの時代を導いてい

     っていただきたいと感じています〜

との有り難い嬉しいお言葉を頂戴しました。 またHIROさんが今回スウェトロッジに用いた富士山の

溶岩石を新しく建てられた陶器を焼く為の登り釜に13個目の石として奉納され、柿坂宮司さまが心

から喜ばれ、むすびの儀式をされたと伺いました。本当に嬉しいことです。

日本の神がラコタの神が世界の神がむすばれ地球全体ですべての神々が感じられ守り導かれる

ような時代が訪れますように、、、 今回の儀式に関わられたご尽力くださったみなさまとのご縁に

心より感謝を申し上げます。 本当にありがとうございました。

HIROさん。おめでとうございました。ご一緒させていただけたことを本当に嬉しく思います。ありが

とうございました。                            KNOB拝 

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          2010年6月15日(1)

新たに

 

おはようございます。清らかな朝日が大地を照らしています。また今日も地球誕生以来の新しい一

日が始まりました。

深夜に無事に奈良より東京に戻りました。すべてを何かに導かれるように行うことが出来ました。

今はただただ感謝の想いでいっぱいです。生まれてきて、一番新しい自分自身を通して感じるこ

の世界を堪能していきたいと思います。

この今をありがとうございます。感謝をこめて、、、                        合掌。KNOB拝

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          2010年6月11日

新月、、、天河

   

 

12日13日は奈良の世界遺産の地・天河にて、ネイティブインディアンの儀式であるスウェットロッ

ジ、そして音を御奉納させていただきます。

天河神社は 日本辨財天一の宮です。今回で5回目となりますが、天河に伺う時には 毎回、自分

自身の浄め そして再生を感じます。何度も何度も 脱皮し生まれ変わり 再生を続け 今生の自

分をまっとうしたい。

12日は新月です。再生にふさわしい パワフルな時。極限まで 自分自身を浄め、胸の内にある想

い 祈りを紡いでいきたいと思います。                                         合掌   KNOB拝

***

6月13日(日) 12:00〜  天河大辨財天社奉納演奏  

奉納演奏者 HIRO (インディアンフルート 、唄)

         KNOB(ディジュリドゥ、石笛)

*6月12日19:00〜 天河大辨財天社(禊殿前駐車場にて行う予定です)にてスウェット・ロッジを              行います(雨の場合は行ないません)
今回のスウェット・ロッジには ご参加いただけないのですが、ご縁のある方は スウェット・ロッジを行っている外で感じて一緒に祈っていただくことは可能です。
今後は、みなさまにもご参加いただけるような機会も作っていけるように、まずは謹んで、日本の神様とラコタの神様が結ばれ、ますますその御力が発揮されるように、祈り行って参りたいと思っています。

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          2010年6月8日

三柱鳥居の蓋置

   

  

 

茶の稽古でお世話になっている先生からいただいたのが、三柱鳥居の蓋置(ふたおき)です。

蓋置は杓(ひしゃく)を置いたり、釜の蓋を置いたり、お茶に欠かせないものなのですが、これを

三柱鳥居の形に作ってしまうなんて、面白いですね。

裏千家で使われているものですが、何故三柱の形にしたのでしょうか。東京の言問橋の近くの

三囲(みめぐり)神社の三柱鳥居は以前は財閥の三井家にあったもののようです。大好きな江戸

の浮世絵師*葛飾北斎も三柱鳥居の絵を書いています。自分自身、何故、こんなに三柱鳥居に

惹かれるのかわかりませんが、ただ単純にとてもワクワクするんです。

京都の三柱鳥居のある蚕の社は、国宝第一号になった弥勒菩薩のある広隆寺創建とともに秦

河勝によって勧請されたという伝承もあります。河勝は能楽の祖でもあります。河勝とはいったい

何者でしょうか。まったく個人的な感覚ですが、ディジュリドゥという音の世界、精神性と能の世界

には繋がりを感じています。能の世界も有り難いご縁をいただき、今月から正式に精進を始めま

す。今週末伺う天河は世阿弥の時代から能と深く繋がりのある場所です。天河神社の神代鈴で

ある五十鈴は三柱鳥居と共通する、古事記の最初に登場する超越的唯一絶対神の天御中主神

(あめのみなかぬしのかみ)、その後に現れるニ神・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と神産

巣日神(かみむすびのかみ)の三位一体の世界です。太古の時代にはすべての神社に三柱鳥居

があったという説も聞いたことがあります。出雲大社で発掘された古代の神殿の柱も三本がひとつ

になった三柱、、、過去・現在・未来に天・地・人、、、太陽・地球・月、朝・昼・夜、、、日本サッカー

のシンボルマークともなっている熊野のヤタガラスの三本足、、、ピラミッドもそうですが、3つとい

うバランスは自然界の宇宙の法則なのかもしれません。

僕にとっての生涯の三柱となるのはディジュリドゥ・茶の湯・能。本当にやり甲斐のある一生をかけ

突き詰めたい、揺らがない心踊る世界です。                                  KNOB拝

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          2010年6月7日

江島神社御奉納

   

 

昨日6月6日、江島神社・奥津宮にて無事に御奉納の献奏をさせていただきました。良い天候の

中、沢山の方々に御参列いただき、行えましたことを本当に嬉しく思っています。神社関係の皆

様、大小田さん、真砂さん、HIROさん。関係者の皆様、大変お世話になりました。ありがとうござい

ます。

奥津宮で奉納が行れたことはここ30年は皆無で、それ以前も聞いたことがないとのことでありまし

た。建て替えが行われる奥津宮の現在の社殿にて、最初で最後の音の奉納であったそうです。

江島神社にはご縁をいただいていて今回で三度目となる奉納でしたが、初めて奥津宮にお伺い

し、御垣内での御神事、献奏の時間は、本当に特別な清らかな優しいエネルギーに包まれながら

行わせていただけた、嬉しい嬉しい時間でした。自分自身の今までを振り返っても、現在の立ち

位置、今後、生涯をかけて進んでいきたい方向、実現すべきことがこんなにはっきりと明確になっ

た状態はありません。そんな時に、江島大神さまの御前で行わせていただけたことは、本当にか

けがえのない有り難いことだと感じています。奥津宮の前、上下に立つ大きな榊の木のエネルギ

ー、大地からの天からのエネルギーをいただきながら、大小田さん、真砂さん、HIROさんと共に、

木と石の響きを納めさせていただきました。奥津宮に在るあたたかで優しく、それでいて凛とするよ

うなバイブレーション、、、思わずそこにずっと留まり住まいしたくなってしまいました。大好きな聖な

る場所となりました。

献奏が始まると社殿の上にカラスがとまり、終えるまで聴いていてくれたそうです。すべてのことに

心から感謝いたします。ありがとうございます。                       KNOB拝

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          2010年6月5日

初めての花

 

メダカを飼いはじめて5年近くなるでしょうか。今朝、初めて、水草に花が咲きました。真っ白な3つ

の花びらの小さな花。水草に花が咲くなんて知らなかったので、どこからか飛んできた花がメダカ

鉢の中に舞い降りたのかと思いました。驚きの嬉しい小さな開花です。

この5年の経験で水草には花は咲かないと勝手に決め付けていたのかもしれません。自然の持つ

力はある時、あるタイミングで、すべての条件が整った時に自らの中に眠っていた、本来持つ力を

能力を発揮するのかもしれません。美しい水の中の花です。希望が持てるような嬉しい朝の出会

いでした。                                                                                      KNOB拝 

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          2010年6月4日

仲良し家族

 

先日、一目惚れしたワンちゃんに、我が家の犬たちがヤキモチを焼くといけないので、、、(笑)

我が家の犬家族たちです。おばあちゃんから孫までのチワワと、自分もチワワだと勘違いをしてい

るキャバリアです。みんな本当に仲良しです。

さてこの国はまた新たな首相になりましたね。

いろいろと意見はありますが、これからの時代、地球にとって日本は大切なキーとなることでしょ

う。この国を守り導くリーダーとなってくれるように、、、一国民として信じ、願いたいと思います。党

などを超え、ひとりの人間として真に国のために人のために働くことができるならば、天が導いてく

れることと思います。自分が懸命に働くことで多くの人が喜び幸せになるのだったら、政治家という

職業はなんて素晴らしいんでしょう。昨年、7月の衆議院解散の当日の朝、ご縁があり円覚寺に

て、小泉純一郎元総理の講演を聴かせていただきましたが、小泉元総理は人間として、とても魅

力的なエネルギーを感じる方でした。ひとつの党の中でも様々な意見があるのだから、党というこ

とではなく、ひとりの人間として、見て選んでいきたいと思います。政治家という役割の本質が現れ

ますように、、、                                                                                 KNOB拝 

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          2010年6月2日(2)

lucky dog

   

 

可愛すぎるワンちゃんに出会いました。虹色の首輪をして、優しいおばあちゃまに見守られ、見て

いるこちらが思わず笑顔になってしまうワンちゃんでした。

初めて見たワンちゃんを携帯の待ち受けに、、、なんて我が家の犬たちに怒られそうですが、、、し

てみました(笑)本当に可愛いワンちゃんでした。                                            KNOB拝

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          2010年6月2日

スタート

 

いくつになっても 始めてみようと思う時が、その人にとってのスタート。僕は 自分自身の音・響き

の世界を今回の生を持って限りなく完成に近づきたい。そのために また自分自身を研磨していく

ために、始めてみようと思うことがあります。

師・雪堂先生は、書家の生涯 筆一本、、、その精神を大切にされていた。僕は 木の音ひとつ。

その音に生涯の自分の生き方、人物が凝縮されるような、、、そこを目指していきたい。

今この瞬間も そんな想いで 一期一会の響きをたよりに、、、                        KNOB拝
 

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          2010年5月31日(2)

Energy

 

今朝、ゆっくりゆっくり呼吸をし、内観をしていました。そして、久しぶりにハワイのマナカードを一枚

選んでみると、マナというカードが現れました。

          〜マナは宇宙を流れるエネルギーで、生命にとってなくてはならないものです。マナは良い

     力でも、悪い力でもありません。エネルギーと同じように、ただ「存在します」。またエネル

     ギーと同じように、マナを用いれば秩序を招くことも出来ますし、混乱を生み出すこともでき

     ます。〜

古代ハワイ人の自然観は、岩や植物、場所、、、すべてのものにマナが存在する、という日本人の

自然観と共通するものです。古代、自然の中で暮らしていた時代には、今よりも生活する周りにあ

るものすべてに聖なるパワフルなエネルギーが宿っていることを強く感じられたに違いありません。

現代は、様々なモノに囲まれて生きています。なかなかそのようなエネルギーが宿っていると感じら

れないモノも沢山ありますが、この今、同じ宇宙に地球に存在するのならば、この宇宙を流れてい

るエネルギーの影響を受けているのでしょう。そうであれば、様々なモノにも、マナを感じながらエ

ネルギーを感じながら生活していく必要があると感じました。物質的なすべてのモノにもマナが宿

り、それは良い力でも悪い力でもなく、ただ存在しているのなら、それを用いる人次第で良い力にも

悪い力にもなるんですね。

この宇宙にある無限のエネルギーが制限なく、流れていきますように、、、またとどめることなく、そ

のエネルギーが流れていけるように空洞な自分自身であれますように、、、

                                                  KNOB拝

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          2010年5月31日(1)

江島神社

 

ここ数週間、ここに書いていることは神社やお寺に関わることが多く僕は本当に神社・仏閣にご縁

が深いのだなと実感しています。有り難いことです。

来月の6日には江島神社にて奉納をさせていただきます。今年の始めにも、江島神社の中津宮

にて行わせていただきました。今回は初めて奥津宮にてさせていただけることになりました。

江島神社の御祭神は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた神様で、三人姉妹の女

神様です。奥津宮の多紀理比賣命、中津宮の市寸島比賣命、辺津宮の田寸津比賣命、この三女

神を江島大神と称しています。古くは江島明神と呼ばれていましたが、仏教との習合によって、弁

財天女とされ、江島弁財天として信仰されるに至り、海の神、水の神の他に、幸福・財宝を招き、

芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれています。

社伝によると、552年に、欽明天皇の勅命で、島の洞窟(岩屋)に神様を祀ったのが、江島神社の

始まりであることが記されてます。この岩屋では役行者や空海も修行をされたと言われる場所で

す。長い長い間、祈りを捧げられてきた聖地です。今回、奉納をさせていただく奥津宮は修復のた

め、新たにさらに瑞々しく蘇るための工事に入るそうです。今回の奉納は修復前、最後の奉納とな

るそうで、本当に有り難いご縁を感じます。

先日、伺っていた鶴岡八幡宮もそうであるし、明治以前の日本は、神様も仏様も仲良く一緒におら

れました。仏教が大陸から伝わってきた当初は、仏教を受け入れるかいろいろとありましたが、神

仏は習合し、それが日本人にとっては当たり前のこととなっていました。今は、日本人の心の中で

この神仏習合が蘇ってきているように感じます。僕は それをディジュリドゥという木の空洞を通して

強く感じています。

今年も様々な場所で奉納をさせていただけることを本当に嬉しく感じています。大いなる存在に手

を心を合わせ、聖なる音が、エネルギーが流れていきますように、、、      KNOB拝

***

奉納演奏

「大地の祈り」

2010年6月6日(日)

12時30分 江島神社  辺津宮(へつのみや)社務所前に集合

13時より  奥津宮 御垣内  (雨天 中津宮)

 (辺津宮から奥津宮までは、徒歩で10分ほどかかります)      

奉納演奏者  大小田さくら子  やまとかたり

         HIRO        インディアンフルート、歌

         真砂秀朗     インディアンフルート

         KNOB       ディジュリドゥ

*今回、奉納を行う僕たちのお玉串料とは別に江島神社への奉賛としまして、ご参加いただける

皆様には お一人1000円の奉賛金をお願いできたらと思います。よろしくお願いいたします 。

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          2010年5月30日

鶴岡八幡宮〜ぼんぼり祭にて〜

   

   

 

昨日は鎌倉の鶴岡八幡宮に打ち合わせに伺っていました。

今年は(誉田別命)応神天皇一千七百年式年祭の御年です。この良き年にご縁をいただき、8月8

日のぼんぼり祭の期間に雲龍さんと舞殿にて献笛をさせていただくことになりました。

ぼんぼり祭には師・小野田雪堂先生が毎年、ぼんぼりを書き奉納されていました。また八月八日と

いう末広がりの良き日にご縁をいただき、有り難い思いです。

鶴岡八幡宮は約一ヶ月ぶりでしたが、倒れたご神木の大銀杏には、新たな緑の命が力強く元気に

育って再生していました。感動的でした。

この地で音を紡がせていただけるご縁に心から感謝いたします。ありがとうございます。

                                                                                                                  KNOB拝

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          2010年5月29日

北斎生誕250年、、、西新井大師にて

    

 

葛飾北斎の絵の世界を音で見るCD「観音」を発表して5年、今年は江戸時代の浮世絵師・

葛飾北斎生誕250年の記念の年です。

北斎はアメリカのライフ誌が企画した「この1000年で最も重要な功績を残した世界の100人」に

日本人で唯一選ばれています。その北斎が晩年に描いた巨大な肉筆画があります。150×240

の「弘法大師修法図」この作品は現在は東京の西新井大師が所蔵されています。寺伝によると、

弘法大師が西新井の地を訪れた時、流行していた疫病を鎮めたとされていて、描かれた鬼は病魔

を表し、大師がその退散を祈っている場面であると伝えられています。アルバム「観音」では、最後

を締め括る曲として、参加アーティスト全員による音でこの画の世界を表現しました。

西新井大師では毎年、10月の第一土曜日に一年に一度この作品がご開帳されます。今年は本

当にありがたいご縁をいただいて、なんとこのご開帳の翌日である10月3日(日)に境内にある光

明殿に、この「弘法大師修法図」をかけ、その前で演奏させていただくことが決定しました。まだ信

じられないような想いでいっぱいですが、NADA-DELIGHTのメンバー、カリンバのBUNさん、シタ

ールのTEIJUさん、タブラの瀬川UKOさん、口琴・ホーメイの岡山守治さんに和太鼓の小林太郎

さんに観音のプロデューサ-のBOMB・TOMMYさんと共に、この北斎の世界と共鳴するように音

を紡がせていただきたいと思います。ご縁に心より感謝いたします。

今から楽しみで胸が鼓動が高鳴ります。                                                      KNOB拝

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          2010年5月28日

北鎌倉の空気

   

 

 

昨日は久しぶりにゆっくりと北鎌倉を満喫していました。

午前中は、やまとかたりの大小田さくら子さんと円覚寺に打ち合わせに伺いました。今年の冬に円

覚寺で行えたらという計画があり朝比奈恵温和尚さまといろいろ話させていただきました。実現に

むけて、一歩一歩前進中です。

その後、龍隠庵でお茶を一服いただき、本堂の観音さまに大小田さんと般若心経を読経させてい

ただきご縁を感謝してきました。龍隠庵の高台から眺める円覚寺は美しく気高く、鎌倉時代から変

わらぬ祈りの地の気配に心が清まりました。

その後は先月行った雪堂茶会でご尽力くださった岡山先生や社中のみなさんと食事会でした。三

ヶ月先まで予約が取れないという人気のお店でした。美味しい素晴らしいお食事をいただきなが

ら、みなさんとゆっくりお話することができました。みなさん、ひとりひとりが自然体で等身大で、、、

このような素晴らしい方々の中で茶の湯の世界を精進させていただけるご縁をありがたく感じま

す。ありがとうございます。

庭に咲いていたカルメラという花がなんとも良くて、自然の美しさ、形の不思議さに見取れてしまい

ました。穏やかな北鎌倉での一日でした。

今日はこれから西新井大師に打ち合わせに行ってきます。こちらも楽しみな計画があります。近日

中にお知らせいたしますね。                                                                KNOB拝 

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          2010年5月27日

おいのり

 

今は北鎌倉に向かう電車の中です。電車で行くのは久しぶりで、約45分何しようかなと思っていま

した。携帯の中に撮った写真が沢山あるので、それを見ていたら、可愛い一枚が出てきました。

このチワワのツナ(本名・チュラ)は小さなころ胸に大きな十字の模様がある犬でした。家内の実家

がブリーダーをしているのですが(可愛いワンちゃん達が沢山います

http://cutieplanet.blog62.fc2.com/)、ある時、家内が待ちに待った色のチワワが産まれたと連絡

が、、、一ヶ月くらいして行ってみると、段ボールの中には3匹のちびっこチワワがいました。僕らが

中を覗くと一匹だけがこっちを向いて嬉しそうにしていました。僕らに〜会えた!会えた〜と言って

いるようで(笑)そのあまりのアピールの凄さと可愛さにすっかりやられて、我が家の一員に。

大きな十字の模様を胸に持つツナも9歳になりましたが、今だに子犬みたいです。ですが、さすが

に毛の色も白くなってきて、今では十字の模様は消えましたが、いつの頃からか写真のように合掌

をするようになりました。そして最近では、ツナ、おいのり〜と言うと目を潤ませて、アゥ、アゥ、アア

アゥ、、、と高い声を出します。犬の祝詞なのでしょうか(笑)十字、合掌、祝詞と来たら次はなんで

しょう。ツナのおいのりで僕らは幸せを感じていますから、おいのり効果は絶大です。いつまでも元

気でいてほしいと思います。

少し太陽が出てきました。朝のこの時間の駅はなかなかのラッシュ時で、着物で歩いているとなん

だか浮いてしまって、、、150年前くらいは着物が普通だったのになぁ。あと150年くらい経つと再

びみんな着物なんて時代にならないかなぁ。なんて、、、

横浜まで着きました。品川から横浜までの時間の想いを記してみました。今日も良き日であります

ように、、、                                                                            合掌。KNOB拝 

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          2010年5月26日

青春のラビリンス

 

40歳の誕生日を過ぎて、プロフィールの過去の詳しい情報はカットしました。それまでは、過去のす

べてがあって、今があるということを忘れない為に載せていました。今年に入り、伺った仕事先で、

ご紹介いただくときに 限られた時間の中で、楽器のことや現在の活動の説明したいことも沢山あ

るということもあって、10代20代のことは詳しく載せる事はやめました。過去を隠したいわけでもな

んでもなく、それに調べれば 今のような時代には情報が簡単に手に入れられるし、、、というわけ

で 今はプロフィールには載せていませんが、僕は遥か昔々、、、CHA-CHAというグループをやっ

ていていて、歌も歌っていました。たまに当時のメンバーやスタッフと食事をしたり電話で話したりも

するので、思い出すこともあります。

当時、レコーディングを終えて新しく発売するCDをスタッフから受け取り、その音源を飛行機の中

で聴いたことがありました。(その当時は電子機器を使っても大丈夫でした。)その日は雨が降って

いました。飛行機が空に飛び立ち、どんよりとした分厚い雲の中に、、、そして、雲を抜けると、キラ

キラとした輝く太陽の光が、、、この時に聴いていた曲が僕たちが歌っていた[青春のラビリンス]

という曲でした。http://www.youtube.com/watch?v=g44PgLRsYsE&feature=related

          〜コンクリート叩いて 君の名前呼んだよ 傷ついた声が 真夜中の街を泣かす

            なんで姿消したの? わたしなんてダメよと 愛されていることも知らずに、、、

     もっと信じろよ 自分の未来 命磨くのさ 勲章だよ 破れた夢も

     ラビリンス 青春は迷路 ひとりでさまよう 子羊にならないで

     瞳を燃やす情熱を なくさないうちに 戻っておいでよ この胸に   

     いつかビルの屋上 君と寝ころんで見た 星屑が今夜もハートの奥に光る

     辛い事をジョークで軽くごまかさないで ぶつけてよ 守ってあげるから

     何が欲しいのか わからなくても 翼広げれば 空を飛んで突きぬけられる!〜

雨がどんなに降っていても、雲が分厚く光が感じられない時も、雲の上には太陽があるんだってこ

とを体感できた僕にとっては信じられないような感動的なことで 眠っていたスタッフを起こし、すご

いよ!!雲の上は晴れてるんだよ!!!って言ったら、当たり前だろって、、、、、、、、(苦)よく考えてみた

らそうなんだけど、、、、、、、僕は感動したんだからしょうがない(笑)

この曲は アルバムに入っていた曲でコンサートでは最後に歌っていた曲でした。会場に来てくれ

たひとりひとりを感じながら、祈るように歌詞を噛み締めながら歌っていました。この頃は まさか

将来 ディジュリドゥを吹く演奏家になるとは思っても見なかった。未来は明日は 自分自身が想像

も出来ないような無限の可能性を秘めています。自分自身を信じてあげられるのも 自分自身。

信じてみよう。信じていこう。                            KNOB拝 

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          2010年5月25日

天河大辨財天

 

 

6月12日、13日は奈良の天河神社に伺います。

2008年に遷宮20年の記念の大祭で、奉納をさせていただいてから約2年が経ちます。

この時、奉納を行わせていただく日の早朝、本殿に向かい合う能舞台の上で経験したことは今で

もはっきりと覚えています。

〜時刻は午前3時30分。宿は天河神社からすぐの民宿。やけにシャキッと目覚めたので天河神

社の能舞台に行ってみることにした、、、まだ周りは真っ暗。人は誰もいない。神殿と能舞台には

少しの明かり、、、僕は白足袋を履き舞台で瞑想させていただくことにした。能舞台の真向かいに

は神殿。今日、20年ぶりにその姿をお見せになる日輪大辧財天さまもおられる、、、真夜中のし

んとした静けさ、朝にはない空気、霊気が満ち溢れる、、目を閉じ坐っていると蚊がブーンと飛んで

きた。しばらく気になっていたんだけれど、僕は意識を神殿に向けた、、、そして、明日、僕はこの

場でどのように行えばいいのかを問うていた、、、考えても答えなど出てこなかった、、、僕は辧財

天さま(サラスバティ)のご真言〜オンソラソバティエイソワカ(オンサラスバティソワカ)〜をひたす

ら口にして唱えた、、、何百、何千?どのくらい唱えていたのだろうか、、、突然、あたたかくなっ

た、、、体ではなく、内側の心、魂がだ。体の中で太陽が輝き出したような、、、真言を唱えながら

涙がこぼれてきた、、、安らぎ、和らぎ、優しさ、包容、愛、、、とてつもないエネルギーが僕の体の

奥で充満した、、、辧財天さまは本当にいる!!!おられるんだと感じた!ありとあらゆる女神さ

ま、観音さま、天照大神、マリアさま、、、が一体となったようなおおいなる母に抱かれているような

想いがした!神様とは、聖なる存在のエネルギーとは僕らの外側にあるものではなく、心の周波数

を合わせた時に、自らの中に瞬間、立ち現れてくださるのかもしれない、、、そして、、、こういう言

葉が心に流れた、、、何もしなくていい、、、余計なことは考えなくても大丈夫。大丈夫と、、、何かを

しようとすることなどない、どうみられようと関係ない、素顔の魂そのもので、ただあればいい、、、

僕の中で何かがあの瞬間開いた。扉が開いたんだ。今こうして書いていてもはっきりとあの感覚は

思い出せる。僕の中に刻まれている。こんな体験は初めてだ。天河という場所のすさまじさを実感

した、、、本当に神秘的な時間だった。まだ覚めやらぬ興奮の中、鳥居をくぐりありがとうございま

したと深く拝をした。頭を上げたその瞬間ホゥホゥホゥホゥと声がした!そしてもう一度ホゥホゥホゥ

ホゥ。梟(フクロウ)だった、、、なんだか嬉しかった。僕たち人間には本来様々なことを察知し、交

信出来る能力が、ソフトが入っていて、あるとき、何かすべてのタイミングが自然にあった時にその

ソフトが立ち上がり動きだすんじゃないかな。そのタイミングも場所も方法も、、、その人その人で

まったく違う。レシピもHowtoもない。きっとそんなふうに僕たちは出来ているんだろう、、、そして

ある時、思い出すんだ。自分の中にある大自然大宇宙を、、、〜

本当に特別な 神様の存在を見えない世界を現実に感じられた時間でした。しかし、、、最近感じ

るのが 悟りってなんなのだろうということです。どんなに 聖なる 神秘的な体験をしたとしても肉

体を持つ人間であれば、病になったり、出会いや別れがあったり、心を感情をゆさぶられる毎日で

す。もちろん 僕は悟りというものには 全然至っていませんが、もし 悟ったと感じたとしても 人

間として生きていくならば、ずっとずっと安定して心やわらかで、バランスが崩れることはないなんて

ことはないのかもしれません。何か いつか悟りを得たいというよりも 今この瞬間に 今ある環

境、状況の中で ありがとうございますと心から言える今を自分自身で決断し堪能していけたらい

いですね。