ディジュリドゥ(イダキ)とは

 

 

オーストラリア先住民である アボリジニの人々がオーストラリア大陸で生活し始めたのは今から
5〜6万年前と言われています。
1988年に200年祭を迎えたこの大地を、太古の時代から守って暮らしてきたのが、アボリジニ
の人々です。そして、祝いの儀式や人々の癒しや治療にも使っていたのが、地球最古の楽器と
言われているディジュリドゥです。
ディジュリドゥとはシロアリが中だけを食べ尽くし、自然に空洞となったユーカリの木の筒です。
ディジュリドゥ発祥の地とされる北東アーネムランドのアボリジニの言葉では、イダキと呼びます。
またその呼び方も地域によって様々な呼び方があります。

[イダキ]は先祖の男性のシンボルとされ、楽器自体が神であり、楽器の中にも神が宿っている
とされています。アボリジニの間では、女性の演奏が禁じられていました。男性のエネルギーの
象徴ということもあり、女性が吹くと、妊娠してしまうという言い伝えがあります。
アボリジニの人々に伝わる-スピリチュアルチャイルド-という話しがあります。
新たに生まれでようとする精霊たちが雲のような乳房にぶら下がり、空からお母さんを探してい
るそうです。イダキを女性が吹いていると、その音に精霊が導かれ、以前にお母さんの子宮の
中にいた時に聴いた音や響きを思い出して、宿ってしまうのかもしれません。
この木の響きをお母さんのお腹の中で聴いていたような音と表現される方もいます。
唇の振動で響く木の音は、海に深く潜った時にジャックマイヨールが聴き、宇宙飛行士が宇宙で
聴いた音。オーンという音と似ています。そこに循環呼吸という呼吸法で演奏するので、音は途
切れず、サークルしていきます。
イルカやクジラともコンタクトすることができたという話もある神秘の自然の楽器がディジュリドゥ
[イダキ]です。

 

 ディジュリドゥの音は、

 私達人類の五万年ほど前の記憶を呼びさましてくれる音です。

 そして人類は今、

 それぐらいのタイムスケールで自分を見つめなおす時に来ています。

                    地球交響曲監督 龍村仁

 

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